私の兄は、几帳面で細かく、昔で言うところのお姑さんのような、そんなところがあります。浴室のカビ、キッチン、洗面所、トイレなどの水回りが、非常に気になるらしく、いらない歯ブラシなどを使って、掃除し始めます。
静かに、お掃除してくれるなら、兄にお任せで済むのですが。兄は、文句を言いながらお掃除していて、やりたくないのに感が凄いです。
父も母も、手間を惜しむというか、面倒なことはしないタイプなので、それを手伝うようなことはしません。こうなると、面倒ですが、末っ子の私の出番になります。
一緒になって掃除するのは大変なため、兄が気にしている水アカやカビを防ぐ方法はないものかと調べたところ、超撥水コーティング剤を塗ればいいことが分かりました。これは、ホテルなどで水回りの汚れを防ぐために使っているものです。
Tipo’s 超撥水材弾き! 防汚コーティング剤 500ML ￥644 税込 ※Amazon 2024/1/9時点
アマゾンで調べたところ、レビューの数が圧倒的に多く、評価も高いため、『Tipo’s 超撥水材弾き! 防汚コーティング剤 スプレータイプ 500ML』を購入しました。
使い方なのですが。洗剤などでシンクの汚れを落とし、乾いた布で水気も取ります。その後、コーティング剤を吹き付けて、スポンジなどで塗り広げ、余分なコーティング剤を拭き取り、完成です。
確かに、塗った後だと水を弾き、残った水が丸くなっています。兄が気にしている蛇口部分にも、塗ってみました。以前に比べ、水がべったりとならず、流れ落ちるため、水アカは小さくなります。
水アカ（水垢）とは、そもそも何なのかなのですが。水道水に含まれるカルシウムなどが固まって付いたものです。水は蒸発して無くなるのですが、水に含まれるミネラル分は残るため、そこが白くなり、水アカになります。
水を弾いてしまえば、その分、水垢は付かず、コーティングしているため、湿気によるカビも生え難くなります。この製品には、防カビ剤も入っていて、引っ越しや年末の大掃除などでも役に立ちそうです。
問題は、この効果が、どのくらい続くかです。水回りなので、1日に水をどのくらい使うかで違いが出ます。手を洗ったり、歯を磨いたりという洗面所なら、3週間くらいかなという感じです。キッチンだと頻繁に水を流したり、お湯を流したりなので、10日か、2週間くらいです。
水を流した時に撥水しているかどうかで見ているので、撥水効果が下がっても、コーティング剤が全くない状態ではないことを考えると、汚れにくい状態は、もっと続いているのかもしれません。家族で使って、このくらいなので、独り暮らしだったら、もっと長く続きそうです。
注意が必要なところとしては、便器にも塗れるのですが、節水タイプだと少ない水で流せるようになっている分、撥水効果で水が外に飛んでくることもあるそうです。
もう一つは、床などに誤って吹き付けてしまうと、そこが物凄く滑り、危ないです。浴室で使う場合、スポンジに液体を染み込ませて、カビが生えるところだけ塗った方が良さそうです。
浴室の鏡にも使えたら良かったのですが、製品説明には、ガラスには使えないと書かれていました。
