Unplugged: Air Guitar ハンドトラッキングの気楽さ、盛り上がる演出も良く、没入感もあり

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前回の『Smash Drums』も良かったのですが、このエアーギター感覚で演奏するリズムゲーム『Unplugged: Air Guitar』も凄いです。選べるエレキギターも豊富にあり、作りが細かいです。

このゲーム、VRでエレキギターを持ち、流れてくる曲に合わせて、利き手で弦を弾き、もう一方の手で、コードを押さえるように指を動かすというものです。右利きでも、左利きでもプレイできます。

コントローラーを使わずに、手の動きを読み取るハンドトラッキングで遊べるため、他のゲームとは違った解放感、気楽さがあります。

ハンドトラッキングで快適にプレイするため、部屋は明るく、長袖なら腕をまくって、Meta Quest 2につている4つの小さなカメラのレンズも綺麗にとなります。

私は、右利きなので、右手はピックで弦を弾き、左手はコードを押さえます。プレイする前に、エレキギターの上下左右の位置を調節します。調節した後でも、左手の位置でエレキギターの角度が変わるため、最初、不慣れだとやり難いかもしれません。

弦の弾き方は、基本的には、流れてくるコードに合わせて、押さえる指のカタチにして、上から下にピックを動かしてジャンと鳴らします。流れてくるコードが長い時は、上から下にジャーンと長く鳴らしながら、コードを押さえる指を揺らしたり。

ピッキングは、上から下がダウンピッキング、下から上がアップピッキングなのですが。弦を押さえる場所や押さえ方が間違ってなければ、どちらでも、良さそうです。

コードの押さえ方は、流れてくるコードの色と指に付いた色を合わせるように押さえます。4本指で押さえたり、人差し指だけ離して、3本で押さえたり。

流れてくるコードが、細長い円で囲まれていれば、コートで押さえつつ、ピックで弦も弾きます。コードが細長い円で囲まれておらず、団子をくしで刺したようになっていたら、弦を弾かずに、コードだけ押さえます。

黒っぽい帯状のものが流れてきたら、コードを押さえるのではなく、4本の指を波打つように動かします。

コードを押さえながら弾いたり、コードだけ押さえたり、コードを押さえずに指を動かしたり、いろいろなのですが。左手で押さえる場所に向かって、コードが流れてくるため、分かりやすいです。

前回の『Smash Drums』の方が、どちらかというとやり易く、よく分からなくても、カタチになるという感じです。こちらの『Unplugged: Air Guitar』は、楽しくなるまで、少し慣れが必要かもしれません。

ただ、『Unplugged: Air Guitar』の方が、ロッカーが解説などで話したり、演奏するステージも徐々に大きくなったり、大きな歓声も聞こえ、演奏後には、ブラジャーやパンツが投げ込まれ、それを受け取ったり。

観客は、薄暗い中、シルエットが見えるのですが、本当にステージにいるような感覚になります。こういう世界という作りが非常に細かく、没入感があり、レベルが上がる感じにゲームとしての面白さがあります。

曲を演奏した後、ブラジャーやパンツが飛んでくるのですが。これをキャッチすることで、ファンが増えます。

このゲーム、ファンの数で、エレキギターやピックなど様々なものが解放されるようになっているため、曲が終わった後、下着が取れるかどうかは、かなり重要になります。

『Smash Drums』は、激しく体が動かせるリズムゲームという印象なのですが。『Unplugged: Air Guitar』は、リズムゲームに加え、アドベンチャーゲームっぽさがあり、そこに違った魅力があります。

『Smash Drums』と同様に、スコアからランキング表示もあるのですが。『Unplugged: Air Guitar』には、ファン数もあり、この方がミュージシャンぽさが増し、より面白いです。

日本語にも対応しているのですが、日本語訳が少しおかしいです。Meta Quest 2で正しく表示できないフォントを使っているような感じで、一部の文字が、『□』になります。

解説の内容が分かればいいだけなので、大した問題でもないのですが。このゲーム、音声が英語なので、英語が分かった方が、ノリ良く楽しめそうです。

体を動かしたいなら『Smash Drums』、ゲームとして楽しみたいなら『Unplugged: Air Guitar』という感じです。

もし、洋楽のロックが好きだったり、エレキギターに興味があり、ステージに立って歓声を浴びたいという方なら、これは、かなり楽しめると思います。

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