Medal of Honer Above and Beyond シングルプレイだけでも、かなり遊べる、ヘッドセットだけで動くのも凄く

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『Medal of Honer Above and Beyond』は、2020年12月11日にリリースされたVRゲームです。Medal of Honerシリーズで8年ぶりの新作として、話題になりました。

価格は、3990円です。家庭用ゲーム機と比べると、低価格と感じますが。VRゲーム、特に、Oculusアプリで扱うゲームとしては、高い方です。

このゲームには、シングルプレイのキャンペーンモード、オンラインで対戦するマルチモード、大勢の敵と一人で戦うサバイバルモードがあります。音声は英語ですが、日本語字幕は出せます。

舞台は、第二次世界大戦です。キャンペーンモードでは、プレイヤーは、アメリカの戦略情報局 OSS 工作員になり、フランスのレジスタンスを助けたり、ナチスの基地へ攻撃を仕掛けたり、潜入したりします。

ゲームメーカー EAの発表によると、キャンペーンでは、陸海空の史実が体験できると書かれており、どのくらい忠実に再現されているか分からないのですが、結構、リアルです。

再放送で何話か見たことがある 昔のアメリカドラマ『Combat! (コンバット!)』に、かなり近いものだと思います。

何が凄いかなのですが、とにかく、キャンペーンモードが長いです。マルチプレイができるものだと、シングルプレイは付録程度なものもあるんですが、これは違います。

あまりに長いと飽きてくるのですが。このゲームでは、環境や状況の変化が多彩なため、新鮮に遊べる良さがあります。

パラシュートで降下してみたり、スキーで滑りながらの脱出したり、一斉に揚陸艦で上陸しつつ、銃弾が飛び交う中、突撃するような状況になったり、潜水艦にも乗り込みます。

第二次世界大戦を舞台にした映画やドラマなら、こんなシーンがあるだろうなというものが、全てありそうです。

武器も豊富にあり、拳銃、ライフル、ショットガン、サブマシンガンなどなのですが、撃つ前に弾を込めるボルトアクション、ポンプアクション、レバーアクションなどがあり、細かいです。

使い難かったのが、ライフルです。VRだから難しいのは分かるのですが、スコープを覗き込んで撃つというのが、手振れもあるせいか、狙い難いです。

ちょっと残念だったのが、プレイヤーの身長が反映されることです。物語上は、中尉くらいだと思うのですが、登場するキャラクターの身長が高く、大き目な外国人サイズです。

その中に、平均的な身長の私がいると、ポジション的には上官でも、部下から見下ろして話すような状態になります。

揚陸艦を使った上陸作戦では、敵の砲撃を受け、周りの揚陸艦が大破する中、何とか上陸となるのんですが。揚陸艦の壁が高く、つま先立ちで背伸びしないと、周りの揚陸艦の爆破が見えません。

ちょっと雑なところがあるにしても、これだけのボリュームがあると、文句は言えない感じになります。しかも、Meta Quest 2だけだけでも、これがプレイできるのが凄いです。

Meta Quest 2は、単体でもゲームアプリなどが楽しめるのですが、PCと接続すれば、PCVRとしても、専用機器並みに使えます。

公式アプリ Oculusから購入する際、Quest対応とあるものが、クロスバイ対応のVRゲームになります。この『Medal of Honer Above and Beyond』も、クロスバイ対応です。

クロスバイ対応の場合、Meta Quest2のストアで購入したVRゲームは、PC版 Oculusでも購入したことになり、そこからPC版をダウンロードし、PCVRで同じゲームが楽しめることになります。

『Medal of Honer Above and Beyond』をMeta Quest 2のストアで購入すれば、PCとMeta Quest 2を接続して、PCVRでも、遊べます。セーブデータが共有されないため、全く別のゲームという扱いになります。

PCVRの方が、画質が綺麗になり、アイテムなどの表示の仕方が違ったりもするんですが、その分、ゲーミングPCのような高い性能が求められます。

Meta Quest 2で『Medal of Honer Above and Beyond』をプレイしようとすると、空き容量が44.0GB必要になります。これが、PC版では、184.6GBになり、4倍ほどです。画質の違いはあるのですが、ゲームとしての面白さは、変わらない気がします。

PCでVRゲームをしようとすると、3DCGを高速で処理する必要があり、高性能なグラフィックボードは不可欠です。

私は、『MSI GeForce GTX 1080 Ti GAMING X 11G』を使っているんですが、最新のRTXではないものの、動作にストレスも感じず、問題なく使えています。

PCでプレイしようとすれば、グラフィックボードだけでも、結構な金額になります。それが、多少画質を下げたにしても、Meta Quest 2単体でプレイできるといういのは、凄いことだと思います。

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