どんな感じ?
・必要な工具は、全部で3000円ほど
・クッション材は、セットで2000円前後から
・平でシンプルなシートなら、DIY可
・張り替えに手間がかかり、DIY好きな方なら
へたったデスクチェアをDIYで張り替え。専用工具があるだけで作業効率が段違いに
3年ほど前にもデスクチェアの張り替えを行ったのですが、今回も座っているとお尻が痛くなるようになり、改めてクッション交換と張り替え作業を行うことにしました。
買い替えも検討しましたが、タッカーなどの工具が揃っているため、今回もDIYで挑戦してみました。
チェアの状態と準備した工具

こちらが交換するデスクチェアです。高価なものではなく、合皮はすでに割れてきている状態。そろそろ買い替えても良いのですが、張り替えの道具が揃っているため、今回も修理を選びました。
前回の作業で大変だったのが、固定されている「コの字型の針」を抜く工程です。ペンチではなかなか抜けず苦労したため、今回はステープルリムーバーを新たに用意しました。

ハサミの隣にある緑色の持ち手の工具がそれです。
分解とステープル抜き。専用工具の効果を実感

まずはデスクチェアを分解し、背もたれ・ひじ置き・座面を外します。
さっそくステープルリムーバーで針を抜いていくと、前回とは比較にならないほどスムーズでした。
前回ペンチで2時間かかった作業が、今回は30分ほどで完了。
埋まっている針でも、ステープルリムーバーを差し込んでテコの原理で引き抜けば簡単に外れます。
とはいえ、針は50本以上。作業は楽になったものの、少し汗ばむ程度のボリュームはあります。
クッションの構造を確認


元のクッションは、表面に4つのボタンのような飾りがあり、内部で丈夫なひもによって固定されていました。



クッション材は柔らかめのウレタンが2層になっています。

裏側はやや雑な作りに見えますが、チェアの価格を考えると妥当な品質なのかもしれません。


座面を支える板には、中央がゆるくへこんだ形状がありました。私は平らな座面が好みなため、ダイソーの硬めの防音テープを使い、このへこみを埋めてフラットな面に補整しました。
新しいクッション材をセット購入

張り替え用クッションはセット品を購入しました。内容は以下のとおりです。
・柔らかい白いウレタン
・耐久性に優れたチップウレタン
・裏張り用の不織布(タッカー針を隠すため)
セット品は、まとめて揃うだけではなく、座面の硬さなども選べて便利です。

まず、座面の板をチップウレタンの上に置き、形に合わせてカットします。

カッターでは切りにくかったため、前回と同様にハサミの方が早く綺麗に切れました。


その上に白いウレタンを重ねます。白いウレタンは下のチップウレタンを覆うよう、ひと回り大きめにセットします。
生地を張り、タッカーで固定


クッション材の上から表面の生地をかぶせ、生地をしっかり引っ張りながらタッカーで固定していきます。

固定が終われば、座面の張り替えは完成です。
今回、へたったクッションを新しいものに置き換えたことで、座り心地は大幅に改善しました。
表面の生地は元のものを使ったため、ボタン跡のような癖が残っていますが、実際にはフラットなクッションです。
DIYでの張り替えは意外と現実的。構造次第で難易度が変わる
今回の作業を通して感じたのは、座面が平らでシンプルな構造ならDIYで十分対応できるということです。
クッション材の硬さや種類を自分好みに調整できるため、市販品以上に好みの座り心地を作ることもできます。
ただし、立体的に盛り上がった複雑な形状のクッションになると、素人が張り替えるのは難しそうです。
今回のような平面構造のチェアなら、DIYの満足感も高く、低コストで座り心地が改善できるため、やってみる価値はあると感じました。
こんな方なら
・自分で何でもやってみたい方
・DIYに自信がある方
・へたった椅子を低価格で修理





