サチン・チョードリー 著『「運がいい人」になるための小さな習慣』 運を上げる方法、人付き合いの仕方、成功の秘訣がかかれた本

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運を良くするには何をすべきか、どんなことを日常的に行い、成功するために変えることなどが書かれているのが、サチン・チョードリー 著『「運がいい人」になるための小さな習慣』 という本です。

運が良くなるというのは、漠然としていて、掴みにくいところがあるのですが。どのようにすれば、ビジネスや恋愛が成功するかという話になります。こうすれば、宝くじが当たるというような、そういう運の話ではないです。

内容としては、自己暗示で気持ちを前向きにし、人生を成功へ導くため、何が必要で何が必要ないかを説き、自身の行動を改める切っ掛けを与える本です。

自己暗示については、『自分は運がいい』と口に出して、毎日5回唱えるとあります。『運がいい』
という言葉には、いい意味での可能性を感じさせるところがあり、前向きになれるという効果がありそうです。

この本では、処世術のようなことが書かれていて、自身が感じる快適な状態を抜け出し、積極的に新たな環境に挑戦するよう促しています。積極的な姿勢が基本にあり、これにより、人生が開けるということが書かれています。

快適な状態というのは、物事の停滞、新たな展開がないものという捉え方なため、徹底した積極さにビジネスマンらしさが伝わってきます。

興味があれば、様々なイベントやセミナーにも参加するべきという話にもなるのですが。詐欺が横行する昨今では、十分な情報を集め、問題ないものなのか、注意する必要はありそうです。

著者は、インド ニューデリー出身であり、日本人の感覚とは違ったポジティブさに、『たくましさ』が感じられます。日本人として、当たり前と感じる習慣を合理的に考えるため、気づかされることも多いように感じました。

現状に不満を抱え、大きな変化を求めている方なら、具体的に何をするべきかが書かれているため、読むことで前向きになれる本です。


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