VRヘッドセット『Meta Quest 2』を購入したのは、半年ほど前。切っ掛けは、コロナで旅行へ行き難くなったことです。
たまに一人で旅行するのが、いい気晴らしになっていたんですが。それが、コロナで気軽に家を出られず、しばらくは、なんとかやり過ごしていたんですが、我慢も限界。
そこで、ストレス解消のため、新しいことを始めなければと思い、目に付いたのが、Meta Quest 2でした。
以前は、VRが、どんなものかは知っていたんですが、実際に体験したことはなく。PCやPS4などとVR機器を接続し、VRゲームが楽しめるんだろうなというくらいの認識でした。
興味はあるものの、発売当初は、PlayStation VRを買いたくても品薄で手に入らず、時間が経つにつれ、買わなくてもいいかなと思うようになり。
PC向けは、2016年頃から様々なメーカーからVR機器が発売されていましたが、安くても10万円ほどと高く。これをするためという明確な目的がないこともあり、無理に買わなくてもとなります。
今回は、旅行に行こうにも行けず、旅行分のお金で新しいことを始めようと決めていたため、何かないかなと見ていたら、『Meta Quest 2』がありました。性能を調べたところ、この価格でという驚きがあり、購入しました。
半年ほど使っての感想は、パソコンやスマホを買った時に感じたような、やれることが広がったり、やりたいことが増えたり、そんな感じです。
今では、使うのが当たり前になり、遊びや学習に役に立つアイテムになっています。様々なゲームやアプリを利用しているんですが、それについては、後ほど。
今年の8月には、Meta Quest 2が値上げになり、2万円ほど高くなりました。すでに発売されている家電で、メーカーが、これだけ値上げするというのは、ちょっと聞いたことが無いです。
これだけ値段が上がると、『Pico Neo3』や『PICO4』でもとなりそうですが。今後、遊べるゲームがどれだけ増えるか、本体の性能だけではない広がりという点で難しさがあります。
Meta Quest 2は、専用アプリ Oculusから購入できるゲームが多く。これが、スマホで例えると、Apple App StoreやGoogle Play storeです。
様々なゲームメーカーが、ゲームアプリを載せようにも、審査基準が厳しく、なかなか許可が下りないという話もあります。
ある程度、時間が経っているからこそ、ゲームアプリのラインナップが充実します。他社のVRヘッドセットでは、このOculusアプリが利用できず、そうなると楽しめる幅が狭まりそうです。
Oculusアプリでは、10～30％OFFのセールが定期的に行われていて、その他、30％OFFクーポンを出したり、1200円分のポイントを配ったり、結構、お得感があります。
VRゲームは、PS4やNintendo Switchのゲームに比べ、価格が安いです。1000円台のゲームも多く、3000円を超えると高めという印象です。このような価格で、値引きやクーポンもあるため、大分、ゲームが買いやすいです。
ただ、家庭用ゲーム機のようなゲームがたくさんあるのではなく、VRを活かした体感型、体を動かすようなゲームがメインです。
Meta Quest 2は、単体でもネット接続できれば、ゲームができたり、動画が見れたりするんですが。PCと接続しても、専用のPCVR並みに使えます。
PCVRとして利用するには、ゲーミングPCなどPC側に高い性能が求められます。その分、Meta Quest 2単体では難しい、高画質なゲームも楽しめます。
Meta Quest 2には、HDDが128GBと256GBがあるのですが、どちらがいいかは、どのように使うかで違ってきます。
購入したゲームアプリをMeta Quest 2にインストールした場合、クリア後、アンインストールしても、ストアで購入した状態は変わらないため、必要な時に再びインストールできます。
動画の再生についても、PCに保存した動画ファイルをMeta Quest 2の動画プレイヤーで再生するこは可能です。また、PCと接続して利用するPCVRの場合、VRゲームのインストール先はPCのHDDです。
私は、Meta Quest 2をPCに接続して利用することもあり、128GBでもHDDの容量不足を感じずに使えています。
Meta Quest 2が、2万円ほど値上げしても、Oculusアプリもあり、同じ価格で他社製品が圧倒できるほどの性能差もないことから、Meta Quest 2の優位さをくつがえすのは難しそうです。
ただ、金額が高くなったことで、この価格なら買ってもいいと思う人が、大幅に減ったのは間違いないと思います。
