Cosmodread コスモドレッド SFホラーな怖さに雰囲気があり、繰り返し遊べる良さもある

Meta Quest 2で様々なVRゲームをしているんですが、『Cosmodread コスモドレッド』は、何度でも楽しめる良さがあり、お化け屋敷に入ったような怖さ、緊張感があります。

『コスモドレッド』は、2021年3月26日に発売された VRサバイバルホラーローグライクゲームです。Oculus Storeから、1490円でダウンロード購入できます。

『ローグライクゲーム』の意味は、プレイする度に、マップやダンジョンが変わるゲームのことです。このゲームも、最初からプレイする度に、置かれているアイテムや部屋の配置などが変わります。

内容は、半壊したような宇宙船の中を歩き回り、資源やアイテムを集め、怪しげな生物と戦いながら、脱出するというものです。

脱出時に乗り込む 小型艇を見つけ出し、ダウンしたシステムを復旧させるため、ジェネレーターを起動させるなど、SF要素が強いです。

敵となる怪しげな生物にも、いくつかの種類があり。歩いて近づいてくるものもあれば、短い距離なのですが、瞬間移動できるもの、動きが早く、壁にも飛んでくっつくようなクモのようなものなど様々です。

武器は、ハンドガン、ショットガン、ボーガンなどがあるのですが、敵を目の前に弾切れになれば、ほぼやられてしまうため、慎重になります。

敵の化け物は、攻撃して倒れた状態だと、時間が経てば起き上がり、生き返ります。倒れた後、照明などの明かりを浴びせると、黒いものが飛びつつ、徐々に消えて無くなります。完全に消滅するまで、安心できません。

このゲームでは、酸素が無くなっても、プレイヤーが死にます。そのため、徐々に失われる酸素を補給する必要があり、酸素を手に入れるためにも、先に進まざるを得ません。

このような追い込まれた状況というのが、その世界に入ったようなVRでは、伝わってくる雰囲気が凄く、リアルに感じられます。大画面でも、家庭用ゲーム機やPCでプレイするゲームとは、感覚的な違いがあります。

化け物の声が扉の先から聞こえつつ、武器を構えて行くぞとなるんですが。これが、精神的なトレーニングにも役立ちそうな気がします。

このゲーム、オートセーブなので、途中でやめたい時は、一方的に閉じるだけです。セーブせずに、ぶっ通しでクリアまでプレイすると、1時間半くらいかかるかもしれません。

私は、遭遇した化け物を退治しつつ、安全に動ける空間を確保し、それを徐々に増やすようなやり方なので、慎重な方だと思います。

アイテム製造では、拾えないようなアイテムが、いくつも作れるようになります。腰に一つだけ取り付けられるカバンは、持ち運べるアイテム数が増え、胸に装着するプロテクターを付ければ、多少の攻撃に耐えられます。

作れるアイテムが増えれば、これまで慎重に行動していたものが、武器などの装備を充実させることで、強気でガンガン行くようなやり方も可能になります。

ただ、3D酔いする方には、向いていないかもしれません。このゲームは、緊張感があるせいか、結構、酔いやすいです。

ホラー映画が好きな方、スリルを感じたい方には、楽しめるVRゲームだと思います。