マイナンバーカードの取得とマイナポイント 最大2万円分のポイントという話が、ちょっと分かり難い

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2022年9月末までだった『最大20,000円分のマイナポイントがもらえる!』というキャンペーンが、予算が半分ほど余ったらしく、マイナンバーカードの申し込み期限が2022年12月末まで、マイナポイント申し込み期限が2023年2月末まで延期されることになりました。

私自身は、先月、両親の分も合わせて、マイナンバーカードの取得、マイナポイントの申し込みを終えたのですが、思ったよりも面倒という印象です。

マイナンバーカードの取得は、申し込んでから3週間ほどかかり、その後、マイナポイントの申し込みになるんですが。そもそも、マイナポイントの申し込みでもらえる最大2万円分というものが何なのか、どのようにもらえるものなのかが分かり難いです。

私は、スマホを使わず、PCで手続きを行いました。スマホのアプリを使った手続きとは、基本的には同じなのですが、多少の違いもあります。

順序としては、マイナンバーカードを取得後、マイナポイント事業というサイトへ行き、手続きすることになります。

マイナポイントで最大2万円分というのは、3つの手続きを行えばという話で、その中の一つで、真っ先に行うのが、『マイナンバーカードの新規取得等』です。この申し込みでもらえるポイントは、最大5,000円です。

『マイナンバーカードの新規取得等』とあり、この等は、何かなのですが。マイナンバーカードの取得については、後ほど触れたいのですが、『等』は何かというと、マイナポイントを受け取る先、電子マネーやクレジットカードの登録を指しているようです。

マイナンバーカードを取得した後、マイナポイントを申請する前に、マイナポイントを何で受け取るかを決める必要があります。私は、クレジットカードを選びました。

クレジットカードでポイントを受け取るというのは、どういうことなのかなのですが。登録したクレジットカード会社に、マイナポイントとして、5000円分のポイントが入ると、クレジットカードの請求額から、その分を差し引きます。例えば、翌月3万円請求されるところ、-5000円の2万5000円が請求されるという感じです。

気になるのは、最大5,000円分という意味なのです。これは、何もしないで5000円分のポイントが入るのではなく、クレジットカードの利用額の25%をポイントとして受け取ることができるというものです。その上限が5000円分なので、2万円以上のものを購入した場合、1回で5000円分のポイントが得られます。

1回で2万円以上のものを購入しなければならない訳ではなく、何度か買い物でクレジットカードを使い、累計で2万円までは、その都度、ポイントが受け取り先に入ることになります。この仕組みは、どうにかして、お金を使わせたいという政府の意図を感じます。

これが、マイナンバーカードの取得という手間がないなら、納得できるのですが。マイナンバーカードの取得の手間に加え、買い物しないと得られないところに、割に合わない印象があります。

この他、『マイナンバーカードの健康保険証としての利用申し込み』で7500円分、『公金受取口座の登録』で7500円分の二つがあります。

こちらは、健康保険証としての利用申し込みは、承諾するだけという感じです。公金受取口座は、災害時などでお金を受け取るためのもので、銀行口座を入力するだけです。

この二つについては、申し込んでから翌月か翌々月にポイントが振り込まれるようです。こちらは、クレジットカードで買い物しなければならいというものではなく、申し込みするだけで貰えます。

今までは、紙状の健康保険証も使えて、健康保険証として利用申し込み済みのマイナンバーカードも使えることになっていたのですが。紙の健康保険証が、2024年秋に廃止することになり、マイナンバーカードを取得せざるを得ない状況になっています。

現在は、マイナンバーカードを保険証として使える病院と、まだ使えない病院も数多くある状態です。この状況では、今まで通り、紙の健康保険証を使うのが、無難です。

キャンペーンを打ちつつ、マイナンバーカードの普及を進めたいのは分かるのですが。当初、思っていたよりも、広まっていないのが現状のようです。

それは、個人情報を一つにまとめたのが、マイナンバーカードなため、国を信用できるかという話もあり、それよりも、取得するまでの手間、理解しにくいマイナポイントなどが普及が進まない大きな部分だと思います。

スマホやパソコンが使えても、マイナンバーカードを受け取るため、平日に役所へ行かなければならず、しかも、マイナンバーカードは運転免許のように期限があります。

スマホやパソコンから手続きせず、役所へ行き、手続きするという方法もあるんですが。そうなると、ある程度、待たされることになりそうです。

新型コロナウィルスが、完全に収まっていないことを考えると、多くの人がいる中に、わざわざ行かなければならないというのは、避けたいところです。

長くなってしまったので、次回、マイナンバーカードの取得を具体的に、マイナポイントの手続きでつまずいたところを書きたいと思います。

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