Mondly: Practice Languages in VR 人がいる感覚で気軽に学べて、29ヶ国語も凄く

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『Mondly: Practice Languages in VR』は、29ヶ国語が気軽に学べるというアプリです。シチュエーション別に相手に聞かれたことを音声で答えたり、単語や会話文が日替わりレッスンで学べたりします。価格は、990円です。

レッスンは、いつでもやれるレッスンと日替わりレッスンの二つに分かれています。いつでもやれるレッスンは、電車での出会いから始まり、ホテルのチェックインや飲食店での会話など、シチュエーション別に分かれています。どちらかというと、旅行で役立つ会話という感じです。

雰囲気を大事にしていて、シチュエーションを選んだら、すぐに選択した言語でのやり取りが始まるのではなく、ちょっとしたシーンが入ったりします。

特に、最初の電車での出会いは、細かいです。手紙を読んで、自宅で旅行の準備から始まり、空港へ行き、機内のシーンもあり、現地に到着してという流れがあります。

ゲームではないので、荷物を旅行カバンに入れるなど、コントローラーで操作するようなものではないのですが。旅行で来たという状況が掴みやすく、気持ちが入りやすいです。

CGなのですが、等身大の人がいるという感覚があり、発音が悪く、会話が上手く進まないと、だんだんと不機嫌な態度になります。これが、実際の人だったら、面倒なことになるんですが、そうではないため、気を遣うこともなく、逆に、その変化が面白いです。

予備知識が無くても、相手の会話が外国語で表示され、その下には、日本語訳があります。質問に対しては、3つの選択肢が表示され、丸いボタンを押せば発音が聞こえ、それを真似て答えるだけです。凄いのは、選択肢にない答えでも、その状況に合った答えなら、OKとなるところです。

日替わりレッスンでは、その日しか受けられないレッスンがあり、4つの単語の発音を学び、その後、その単語を含んだ短い文が3つ出されます。

このレッスンは、発音が上手くできれば、5分くらいで終わります。発音が上手くできず、何度も発音してとなると、倍くらいの時間がかかることもあります。

発音が上手くできなければ、スキップすることもでき、長々とやっていると、レッスンの内容を自動で減らして、終了したりもします。短い時間のレッスンというのが、しっかり決められているようです。

日替わりレッスンの内容は、どれも同じになります。例えば、英語を選択すれば英語になり、韓国語を選べば韓国になりますが、内容は同じです。

発音が、近ければ、『惜しい』や『もう少し』と言われたり、『流暢な英語が話せるようになるよ』や『母国語になるポテンシャルがある』など棒読みですが、結構、褒めてきます。

旅行に役立ちそうなレッスンの方が、日替わりレッスンよりも、ちょっと難しい印象があります。英語など勉強したことがあるものなら、問題なくやれそうですが、全くの初めてという外国語なら、日替わりレッスンから始めた方が、やりやすそうです。

このアプリも、レッスンを行うとスコアが得られ、同じ言語を学ぶ人の中で、ランキング表示されます。全体で、自分が、どこら辺にいるかが分かり、順位が上がるとやる気がでます。

やり方が少し変わってるかもしれませんが、日替わりレッスンでは、ガーディアンを広めに設定すれば、教える女性の目の前まで行けます。

1枚目の画像が通常のものですが、3m離れたところにいる感じなため、ここまで遠くはないです。スクリーンショットにすると、どうも、実際の見た目よりも遠くなるようです。2枚目は近づいた時なのですが、すぐ隣にいるような距離感で、より人がいる感覚になります。

これは、そういう設定になっているとうものではなく、VRなので近づくことができるというだけです。目の前まで近づくと、顔の作りが細かく、眼もよくできています。

Meta Quest 2に内臓されているマイクも感度は悪くないのですが。声を張らないと上手く発音が認識されず、大きな音で発音も聞きたいとなると、マイク付のイヤホンが必要になります。

口元にマイクがある方が、そこまで声を張らなくても伝わるようで、発音の判定が通りやすくはなりました。

どの言語を学びたいかにもよるのですが。私の場合、英語なら小さな声でも問題なく、韓国語や中国語になると、声を強めに出さないと、なかなか上手く認識されません。これは、もともとの発音の仕方によるものだと思います。

現時点では、29ヶ国を学ぶことができるのですが。これだけの言語があると、自分に合ったもの、発音しやすい言語が見つかるような気がします。

発音の仕方も調べずに、全く予備知識がない中で、英語以外の様々な言語で日替わりレッスンしているのですが。いろいろやってみて、発音を上手くマイクに伝えるコツがありそうです。

あくまでも、私が感じたコツなのですが。姿勢は正しく、ちょっとオーバーに口を動かし、アクセントや伸ばすところを意識して、声は気持ち大きめというものです。のどの調子が悪い時は、のどぬーるスプレーしたりもします。

音声で判断するため、判定がシビアです。音声をできるだけ上手く伝えようとすると、姿勢と口の開きは大事で同じ様に発音しても、これをしているかしていないかで違いがあります。

最初、発音につまずくのは当たり前です。それを毎日やっていると、発音慣れしてくるところがあり、発音を真似るのが上手くなります。

いつでも使えるように覚えなければとか、記憶に残るようにと考えてしまうと、それがストレスになり、やってる方としても、気分が悪くなります。

私は、単純に、音声を真似るゲームだと思い、覚えようという気もほぼないです。それでも、日替わりレッスンを長く続けていると、以前、出てきた単語が再び登場したりもするため、二度、三度と出てくれば、覚える気がなくても、覚えます。

英語については、学校で習っていることもあり、発音が通りやすいです。日替わりレッスンの短い文から、文法を思い出したり、いい復習にもなります。

『Mondly: Practice Languages in VR』は、文字の読み書きを教えるアプリではなく、聞いて話すというだけなので、気軽に進められます。

VRゲームは、公式アプリのOculusにしても、ダウンロード購入アプリ Steamにしても、ほぼ全てが英語に対応していて、日本語に対応していないものが多いです。

よりVRゲームを楽しむためにも、英語は学んで損は無いかもしれません。

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