貝谷久宣 監修 『よくわかる薬いらずのメンタルケア』 うつ病にも様々あり、幅広く内容が詰まった本

この記事は約2分で読めます。

心の病が幅広く分かり、薬による治療ではなく、自身によるメンタルケアの方法が書かれているのが、貝谷久宣 監修 『よくわかる薬いらずのメンタルケア―うつ、ストレス、不安に負けない! 』という本です。

一般的なうつ病の他、興味があることには積極的になり楽しめる非定型うつ病、パニック障害、社交不安障害、強迫性障害などにも触れ、具体的にどのような状態だと何に該当するか、心が乱れたり、不安定になったときにどうすれば良いかをわかりやすく紹介しています。

うつ病などの心の病に対して、自宅でもできる精神療法、精神面に影響を与える生活習慣の他、病院の探し方、公的支援の話などもあり、困った時に役立つ情報が多くあります。

友人や叔父がうつ病だったため、いくつか、うつ病の本を読んだことがあります。この本は、一般的な内容とも言えるのですが、心の病ということで幅広くカバーしていて、分かりやすいように感じました。

重度のうつ病の場合、これらの方法では、回復は難しそうですが。ちょっと気分がすぐれなかったり、なんとなく、うつ病かもしれないと感じる方には、有益な情報が多いです。

自分の口では表現できないような心の状態に悩まされている時には、うつ病なんだと分かれば、この本から解決の糸口が見いだせるかもしれません。

精神科に行くことに抵抗がある場合でも、そのままの生活を続けるのではなく、どのようにすれば改善できるかが分かれば、それが大きな一歩になります。

心の病は、人それぞれで違いがあり、当てはまらない可能性もあるのですが。何かに気づくための切っ掛けにはなりそうな本です。


Amazonはこちら
タイトルとURLをコピーしました