BluetoothアダプタのClassとは?通信距離の違いを分かりやすく解説
Bluetoothアダプタには、通信距離の違いによってClass 1・Class 2・Class 3という3つの規格があります。
これは単純に電波の出力(送信パワー)の違いで決まっており、理論上の通信距離は次のようになります。
| Class | 理論上の通信距離 |
|---|---|
| Class 1 | 約100m |
| Class 2 | 約10m |
| Class 3 | 約1m |
多くのUSB BluetoothアダプタはClass 2(約10m)に対応しています。
デスク周りでヘッドホンやゲームコントローラーを使う程度なら、この距離でも十分なのですが、部屋を移動しながら使いたい人には少し心もとない距離です。
実際の通信距離は、木造か鉄筋コンクリートか、壁の厚み、電子レンジやWi-Fiの干渉などでも大きく変わるため、理論値どおりにはいきません。
なぜClass 1のBluetoothアダプタを選んだのか
私の場合、Bluetoothヘッドホンを付けたまま、
- 部屋を出てキッチンへ行く
- 別の部屋に移動する
といった使い方をするため、Class 2では音が途切れることがありました。
そこで選んだのが、Class 1対応のBluetoothアダプタです。

購入したのは
アイ・オー・データ Bluetoothアダプター Bluetooth5.0/Class1対応 USB-BT50LE。
Class 1かつBluetooth 5.0対応という条件で探すと、実は選択肢はかなり少なくなります。
通信距離と通信速度の両方を重視する人にとって、この条件は意外と重要です。
Class 1にしたら通信距離はどれくらい伸びた?
実際にClass 2からClass 1に切り替えてみた感想は、
「劇的ではないが、確実に伸びた」
というものでした。
理論値ではClass 2が10m、Class 1が100mと10倍の差がありますが、実環境ではそこまでの差は出ません。
体感的には約1.5~2倍ほど通信距離が伸びた印象です。
「2~3倍くらいはいくだろう」と期待していたので、少し控えめな結果でしたが、
部屋移動で音が切れなくなったという点では、十分に効果を実感できました。
ヘッドホンとイヤホンで通信距離は大きく違う
今回テストしたのは、Bluetooth対応の
- ヘッドホン
- イヤホン
など4種類(Bluetooth 4.0と5.0)です。
面白いことに、
ヘッドホンはイヤホンの約3倍ほど遠くまで通信が届く傾向がありました。
これは機器側のアンテナサイズや受信感度の違いによるものです。
つまり、BluetoothアダプタをClass 1にしても、
接続する機器側の性能がボトルネックになるというわけです。
実際、ヘッドホン側の仕様に「通信距離10m」と書かれているものでは、
Class 1にしても2倍程度が限界のように感じました。
Class 1にして後悔はある?
結果として、
- Class 2 → Class 1で通信距離は約2倍
- 部屋移動で音が途切れにくくなった
という実用面での改善があり、満足しています。
さらに、このUSB-BT50LEはLEDが光らないのも地味に嬉しいポイントです。
以前使っていたBluetoothアダプタは、PCに挿すと青色LEDが常時点灯して邪魔だったので、「最初からこれを選んでおけば…」と思ったほどです。
Bluetoothアダプタの通信距離を重視するならClass 1がおすすめ
Bluetoothアダプタは見た目がほぼ同じでも、Classの違いで使い勝手が大きく変わります。
特に、
- ヘッドホンを付けたまま部屋を移動する
- 壁越しに使うことが多い
- PCと少し離れた場所で使いたい
こうした使い方をする人は、Class 1対応Bluetoothアダプタを選ぶことでストレスがかなり減ります。
理論値の100mは出なくても、実用レベルでしっかり通信距離が伸びるのは間違いありません。
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