Bluetooth アダプタのClass 1は本当に100m届く?実際に試して分かったリアルな通信距離

この記事は約4分で読めます。

BluetoothアダプタのClassとは?通信距離の違いを分かりやすく解説

Bluetoothアダプタには、通信距離の違いによってClass 1・Class 2・Class 3という3つの規格があります。

これは単純に電波の出力(送信パワー)の違いで決まっており、理論上の通信距離は次のようになります。

Class理論上の通信距離
Class 1約100m
Class 2約10m
Class 3約1m

多くのUSB BluetoothアダプタはClass 2(約10m)に対応しています。

デスク周りでヘッドホンやゲームコントローラーを使う程度なら、この距離でも十分なのですが、部屋を移動しながら使いたい人には少し心もとない距離です。

実際の通信距離は、木造か鉄筋コンクリートか、壁の厚み、電子レンジやWi-Fiの干渉などでも大きく変わるため、理論値どおりにはいきません。


なぜClass 1のBluetoothアダプタを選んだのか

私の場合、Bluetoothヘッドホンを付けたまま、

  • 部屋を出てキッチンへ行く
  • 別の部屋に移動する

といった使い方をするため、Class 2では音が途切れることがありました。

そこで選んだのが、Class 1対応のBluetoothアダプタです。

購入したのは
アイ・オー・データ Bluetoothアダプター Bluetooth5.0/Class1対応 USB-BT50LE

Class 1かつBluetooth 5.0対応という条件で探すと、実は選択肢はかなり少なくなります。

通信距離と通信速度の両方を重視する人にとって、この条件は意外と重要です。


Class 1にしたら通信距離はどれくらい伸びた?

実際にClass 2からClass 1に切り替えてみた感想は、

「劇的ではないが、確実に伸びた」

というものでした。

理論値ではClass 2が10m、Class 1が100mと10倍の差がありますが、実環境ではそこまでの差は出ません。

体感的には約1.5~2倍ほど通信距離が伸びた印象です。

「2~3倍くらいはいくだろう」と期待していたので、少し控えめな結果でしたが、
部屋移動で音が切れなくなったという点では、十分に効果を実感できました。


ヘッドホンとイヤホンで通信距離は大きく違う

今回テストしたのは、Bluetooth対応の

  • ヘッドホン
  • イヤホン

など4種類(Bluetooth 4.0と5.0)です。

面白いことに、
ヘッドホンはイヤホンの約3倍ほど遠くまで通信が届く傾向がありました。

これは機器側のアンテナサイズや受信感度の違いによるものです。

つまり、BluetoothアダプタをClass 1にしても、
接続する機器側の性能がボトルネックになるというわけです。

実際、ヘッドホン側の仕様に「通信距離10m」と書かれているものでは、
Class 1にしても2倍程度が限界のように感じました。


Class 1にして後悔はある?

結果として、

  • Class 2 → Class 1で通信距離は約2倍
  • 部屋移動で音が途切れにくくなった

という実用面での改善があり、満足しています。

さらに、このUSB-BT50LEはLEDが光らないのも地味に嬉しいポイントです。

以前使っていたBluetoothアダプタは、PCに挿すと青色LEDが常時点灯して邪魔だったので、「最初からこれを選んでおけば…」と思ったほどです。


Bluetoothアダプタの通信距離を重視するならClass 1がおすすめ

Bluetoothアダプタは見た目がほぼ同じでも、Classの違いで使い勝手が大きく変わります

特に、

  • ヘッドホンを付けたまま部屋を移動する
  • 壁越しに使うことが多い
  • PCと少し離れた場所で使いたい

こうした使い方をする人は、Class 1対応Bluetoothアダプタを選ぶことでストレスがかなり減ります。

理論値の100mは出なくても、実用レベルでしっかり通信距離が伸びるのは間違いありません。

タイトルとURLをコピーしました