PS4『龍が如く 極』レビュー 10周年記念リメイクは新作級の完成度

2016年1月21日に発売されたPS4用ソフト『龍が如く 極』。
予約購入し、発売日当日からプレイしていますが、結論から言えば――
シリーズファンも初プレイの人も満足できる“新作級リメイク”です。
本作は初代『龍が如く』のフルリメイク作品。
単なるHD化ではなく、システム刷新・追加要素・演出強化まで施され、10周年の節目にふさわしい完成度です。
龍が如くシリーズとの出会い
私が初めて触れた作品は、『龍が如く5 夢、叶えし者』。
その後、
- 龍が如く 維新!
- 龍が如く0 誓いの場所
とプレイし、今回の『極』に至ります。
特に『龍が如く5』は、しばらくゲームから離れていた自分を再びゲームの世界へ引き戻してくれた作品です。
北海道・東京・大阪・名古屋・福岡といった実在都市を再現し、方言や地域文化まで描写。
現実と地続きの世界観に強く惹かれました。
PS4で蘇る初代『龍が如く』の衝撃
シリーズはPS2から続いていますが、PS4世代の映像クオリティを体験すると、旧作に戻るのは正直ハードルが高い。
その点、『龍が如く 極』は違います。
- グラフィックは現行水準
- ゲームシステムは『龍が如く0』準拠
- 新規イベント・演出追加
- フルボイス強化
リメイクというより、現代仕様で再構築された“新作”という印象です。
10周年記念作品ということもあり、主題歌にはB’zのボーカル『稲葉浩志』
を起用するなど、制作側の本気度が伝わります。
龍が如くは“殴り合いだけ”じゃない
パッケージやPVでは激しい格闘シーンが目立ちますが、実際の魅力はそれだけではありません。
重厚なメインストーリー
男気・仁義・裏切り・覚悟。
ヤクザの世界を舞台にしながら、人間ドラマが軸になっています。
豊富すぎるサブストーリー
街を歩けば次々に発生するサブイベント。
強面の主人公・桐生一馬が、騙されたり振り回されたりと、ギャップのある展開が魅力。
シリアスとコメディの緩急が絶妙です。
圧倒的プレイスポットの充実度
カラオケ、ダーツ、ビリヤード、将棋、麻雀、花札、ルーレット、キャバクラなど、大人向けコンテンツも豊富。
現実では体験しづらい“夜の街”の疑似体験ができるのも、龍が如くならではの特徴です。
バトルシステムの進化(龍が如く0ベース)
本作は『龍が如く0』のシステムを踏襲。
4つのバトルスタイル
- チンピラ
- ラッシュ
- 壊し屋
- 龍
能力強化は「心・技・体・龍」のカテゴリ制へ変更。
特定のスタイルだけを一点強化することはできず、全体的に育成する設計になっています。
これにより自然とスタイル切替を活用する戦い方になります。
新システム「どこでも真島」が最高に面白い
本作最大の追加要素が『どこでも真島』です。
人気のキャラクター 真島吾郎が、街中のあらゆる場所に出現し、突然ケンカを仕掛けてくるシステム。
- ゴミ箱から出てくる
- 店員に紛れている
- 警官になりすましている
など、演出が完全にネタ感全開。
倒すことで「龍スタイル」が強化されるため、
従来の“師匠探し”より圧倒的に楽しく、自然に成長できます。
前作『龍が如く0』をプレイしていると、物語的なつながりも感じられ、
シリーズファンにはたまらない要素です。
他作品との違いは「日本の街そのもの」
『Star Wars バトルフロント』『ウォッチドッグス』もお気に入りの作品ですが、
『龍が如く』とは大きな違いがあります。
龍が如くは
- 日本の繁華街を緻密に再現
- 実在店舗とのコラボ
- 日本文化を反映したサブイベント
という点で唯一無二の存在。
街に“馴染み”があるからこそ、シリーズを重ねるほど没入感が増していきます。
まとめ 『龍が如く 極』はこんな人におすすめ
✔ 初代を現代クオリティで体験したい人
✔ 『龍が如く0』が面白かった人
✔ ストーリー重視のアクションゲームが好きな人
✔ 日本の街を舞台にしたリアルな世界観を楽しみたい人
10周年記念作品として制作陣の総力が注ぎ込まれた本作。
リメイクでありながら、新作同等の満足度。
シリーズ未体験の人にも、自信を持っておすすめできる一本です。




