オープンワールドのSFアクションRPG アウター・ワールド(The Outer Worlds)を遊び始めたのですが、想像以上に作り込みが細かく、何度もプレイしたくなる完成度の高いゲームだと感じました。
広大な世界を自由に探索できる定番RPGらしい面白さはもちろん、個性豊かなキャラクターとの会話が非常に重要で、会話の選択によって物語が大きく変化するのが最大の特徴です。
一度下した決断は取り消せず、その選択がその後の展開や結末に強く影響します。
会話が物語を左右するマルチエンディングRPG
本作はマルチエンディングを採用しており、戦闘以上に「会話」が重視されます。
「あの時、別の選択をしていたらどうなっていたのか」と考えながら進めることになり、常に緊張感があります。
選択肢は非常に豊富で、
- 力づくで解決する
- 騙す、脅す
- 説得する
- 罵倒する
など、プレイヤーのスタイル次第で対応はさまざまです。
過去の行動や選択が影響し、「以前こうだったから、この提案は受け入れられない」と突き放される場面もあり、物語に一貫性と重みを感じます。
あらすじと世界観 レトロフューチャーなSF世界
物語は、冷凍睡眠状態だった主人公が、指名手配中の科学者によって目覚めさせられるところから始まります。
舞台は「ハルシオン」と呼ばれる、複数の惑星が存在する太陽系のような世界。
旅を続ける中で仲間が増え、崩壊しかけた世界の根幹に関わっていくことになります。
SF感は、いわゆるレトロフューチャー。
昔の人が思い描いた未来像のようなデザインで、独特の温かみがあります。
好みは分かれそうですが、個人的にはとても雰囲気が良く、印象に残る世界観です。
キャラクター育成とスキルシステムの奥深さ
ゲーム開始時には、顔や体型のカスタマイズに加え、能力値にポイントを割り振ります。
説得を得意とする会話型、戦闘重視、技術・医療特化など、序盤のプレイ感は能力配分で大きく変わります。
ただし、全項目に均等に振ってしまうと、能力値の項目数が多いため、序盤がかなり厳しくなりがちです。
レベルアップごとに10ポイントずつ能力値を上げられ、20・40・60といった節目で大きな効果が発生。
さらにスキル解放要素もあり、仲間キャラクターにも成長要素があるため、長く連れ添うほど頼もしくなります。
装備・仲間・探索の自由度も高い
武器や防具、アイテムの種類も非常に豊富で、敵からの入手、ショップ、自動販売機など入手方法も多彩です。
防具は見た目の変化も大きく、重装アーマーからカウボーイ風の軽装まで、外見を楽しめるのも魅力です。
仲間は物語の進行とともに増え、気に入ったキャラクターを宇宙船に乗せることができます。
実際の探索時には2人まで同行可能で、残りの仲間は宇宙船で待機する形式です。
英語フルボイスでも没入感が高い
音声は英語のみですが、日本語字幕に対応しています。
ほぼフルボイスで会話量が非常に多いため、最初は英語に圧倒されますが、不思議と慣れてきて、なんとなく内容が分かるようになるのも面白い点です。
まとめ 大人向けSFストーリーを何度も楽しめる一本
会話量が多く、物語も複雑なため、感覚としてはアドベンチャーゲームに近い印象もあります。
大人向けのストーリーやサブクエストが多く、世界の広がりを強く感じられるゲームです。
選択次第で展開が次々と変わるため、周回プレイとの相性も良く、ボリュームも十分。
SFの世界観で、さまざまな物語を楽しみたい人には非常におすすめできる作品です。
シリアス一辺倒ではなく、ほどよいコメディ要素があり、重くなりすぎない点も好印象でした。


