食物繊維で便秘になる?水溶性と不溶性の違いで分かった意外な落とし穴

この記事は約3分で読めます。

食物繊維で体調と体重が安定?でも「便秘になる人」がいる理由

先日、粉末タイプの水溶性食物繊維『難消化性デキストリン』を飲み始めてからお通じが良くなったと書きましたが、その後も体調が安定し、病気で減った体重がリバウンドせずキープできています。

この変化を見ると、食物繊維の効果はかなり大きいと実感しています。

ところが、同じ食物繊維を飲み始めた母が「逆に便秘気味になった」と言い出しました。

「食物繊維=便秘解消」というイメージが強い中で、なぜそんなことが起こるのか気になり、調べてみました。


水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違い

食物繊維は、大きく分けて2種類あります。

水溶性食物繊維

水に溶けやすく、便の水分量を増やして柔らかくし、排便をスムーズにします。

また、糖や脂肪の吸収をゆるやかにし、血糖値や中性脂肪の上昇を抑える働きもあります。

不溶性食物繊維

水を吸って膨らみ、便の量を増やすことで腸を刺激し、ぜん動運動を促進します。

健康な人にとっては、これが「便通を良くする」方向に働きます。


便秘気味の人ほど「不溶性食物繊維」で悪化することがある

不溶性食物繊維は便の量を増やしますが、
もともと腸の動き(ぜん動運動)が弱い人の場合、増えた便を押し出せずに腸内に溜まり、時間が経って硬くなり、逆に便秘が悪化することがあります。

キャベツ、レタス、穀類、豆類、エリンギなどは、不溶性食物繊維が多い食品です。

健康な人には良いのですが、慢性的な便秘の人は注意が必要です。


今飲んでいる食物繊維は「水溶性」なのに、なぜ?

我が家で飲んでいる粉末食物繊維は、天然由来の水溶性食物繊維です。

水溶性食物繊維は、取りすぎると下痢になることはあっても、便秘になることは少ないと言われています。

それなのに母が便秘気味なのは、別の要因がありそうでした。


水分不足と「お腹の張り」が原因かもしれない

母は、コーヒーやビールをよく飲みます。どちらも利尿作用があり、体の水分が失われやすくなります。

実際、「便は硬くないけど出にくい」と言っていたので、水分不足+腸内ガスが関係していそうでした。

調べてみると、水溶性食物繊維にも原料の違いがあり、
中でもイヌリンはお腹が張りにくいタイプとして知られています。


イヌリン?それとも不溶性食物繊維?次の候補

今飲んでいる食物繊維がなくなったら、

  • お腹が張りにくい「イヌリン」
  • あるいは少量の不溶性食物繊維を組み合わせる

このどちらかを試してみようと思っています。

なお、「トリプルバリア」には、水溶性と不溶性の両方が含まれていると公式に記載されています。


食物繊維の理想バランスは「水溶性1:不溶性2」

水溶性と不溶性をバランス良く摂ることで、腸内環境が整いやすくなります。

よく言われる理想比率は 1:2

このバランスに近い食品は、

  • さつまいも
  • 納豆
  • キウイフルーツ
  • 干しいちじく

中でも、さつまいもは理想的な比率で、便通改善と腸活に非常に優秀な食材です。


食物繊維が血糖値・脂肪・血圧にも影響する理由

食前に食物繊維を摂ると、

  • 脂肪の吸収を抑える
  • 糖の吸収をゆるやかにする
  • 血糖値の急上昇を防ぐ
  • 中性脂肪の上昇を抑える
  • 血圧の上昇を抑える

といった働きがあると言われています。
これは主に水溶性食物繊維の作用です。


まとめ 食物繊維は「種類と体質」で効果が変わる

食物繊維は、腸内環境・体重・血糖値・血圧まで影響する重要な栄養素ですが、

  • 水溶性か不溶性か
  • 水分をしっかり取っているか
  • 腸の動きが弱くないか

によって、効果が大きく変わります。

「食物繊維で便秘になった」と感じる場合は、水溶性食物繊維の種類、水溶性と不溶性 食物繊維のバランスや水分量を見直すことで、改善する可能性があります。

タイトルとURLをコピーしました