3年ほど前、叔父が亡くなりました。
子どもの頃、父と一緒に叔父の家へ行くことがありました。
叔父と父が楽しそうに話している横で、私は早く帰りたいなと思いながら座っていた記憶があります。
親戚の家に遊びに行くと、近くに住んでいる親戚の家を次々に回ることになり、子どもながらに少し大変でした。
当時は気づきませんでしたが、叔父の家は洋風家具で統一され、少し暗めの照明が印象的な、どこか雰囲気のある空間でした。
親戚の中でも、おしゃれな人だったのだと思います。
コーヒー好きだった叔父を思い出して選んだお線香
叔父はコーヒーが大好きでした。
普段あまりコーヒーを飲まない父も、叔父の家では出されたコーヒーを飲んでいたほどです。
お盆には同じお寺にある叔父のお墓へお参りしています。
今年は、ふと叔父のことを思い出し、コーヒーの香りがするお線香を用意しました。
薫寿堂のお線香 珈琲のかおり
香ばしさの中に、ほんのりとコーヒー独特の香りが感じられるお線香です。
リラックス目的の強いお香とは違い、あくまで自然で控えめ。
「言われてみればコーヒー」と分かる、さりげない香りです。
そのため、お墓で使っても違和感はなく、むしろ叔父らしい供養になった気がしました。
仏壇でも使える?コーヒーと柚子の香り

お墓参りのあと、このコーヒーのお線香は家の仏壇でも使うようになりました。
我が家には祖父母が入っている仏壇があり、母は毎日お線香をあげています。
ただ、いわゆる「お線香らしい香り」はあまり好みではなく、ここ数年は香りを変えてきました。
ポップな香りで仏壇のイメージも変わる
柑橘系の爽やかな香りですが、どちらかというと和菓子の柚子あんのような、やわらかい甘みのある香りです。
無くなると同じものを注文するため、年に2〜3回は購入しています。
今回、母が「薫寿堂 珈琲のかおり」を使ったところ、毎朝コーヒーを飲んでいることもあり、親しみやすい香りだと気に入った様子でした。
灰の色は?実際に使って分かった違い
お線香を選ぶ際、母が気にするのが「燃えたあとの灰の色」です。
- 花げしき 柚子の香り:灰色
- 薫寿堂 珈琲のかおり:白っぽい灰
黒っぽい灰だと少し気になるようですが、この2種類はどちらも比較的きれいな灰でした。
店舗で買える?なかなか見かけないお線香
以前は「花げしき 柚子の香り」を近所のドラッグストアで見かけたこともありましたが、現在は取り扱いがなくなりました。
「薫寿堂 珈琲のかおり」は、近隣店舗では見かけたことがありません。
現在はどちらもネット通販で購入しています。
香り付きお線香は種類が多いため、オンラインのほうが選びやすい印象です。
仏壇のお線香を気分で変えるという選択
仏壇のお線香は、伝統的な香りでなければならないという決まりはありません。
その日の気分や、故人の好きだった香りに合わせて選ぶことで、供養が少し身近になる気がします。
コーヒーの香りは、
- 毎朝の習慣を思い出させてくれる
- 強すぎず自然
- 仏壇やお墓でも違和感が少ない
という点で、とても使いやすい香りでした。
香りにはリラックス効果もあります。
毎日の手を合わせる時間が、少し穏やかなものになるなら、
それもまた供養の一つなのかもしれません。






