VR接続で気になり始めたPCの発熱問題
これまで、パソコンを使うか、VRのMeta Quest 2を使うか、どちらか一方という使い方だったのですが。
最近、Meta Quest 2をPCと接続して使うようになり、両方を同時に使う機会が増えました。
そこで気になり始めたのが、パソコン本体の発熱です。
VRをPCと接続すると、映像処理をパソコン側が行うため、高画質でゲームを楽しめる反面、CPUやGPUに大きな負荷がかかります。
その結果、通常のPCゲームよりも本体温度がかなり高くなることに気づきました。
クーラーではなくPC用冷却ファンを選んだ理由
部屋が暑いならエアコンで冷やせばいいのですが、部屋自体はそこまで暑くありません。
むしろ、クーラーをつけると体調を崩しやすいため、PCそのものを直接冷やす方法を考えました。
そこで選んだのが、USB接続のPC用冷却ファンです。
ミニタワーPCは意外と熱がこもりやすい
私が使っているデスクトップPCはミニタワー型で、ケースとしては小型です。
ミニタワーは内部スペースが狭く、
- 大型グラフィックボード
- HDDが3台
- CPU
- 電源ユニット
と、熱源が密集しやすい構造になっています。そのため、ケース内部の空気がこもり、排熱効率が悪くなりがちです。
ミドルタワーへ買い替えることも考えましたが、使っていないミニタワーがすでに2台あり、これ以上PCケースを増やすのもどうかと思い、今回は外付け冷却ファンで様子を見ることにしました。
冷却ファンの設置場所はPCケースの上

冷却ファンを置いた場所は、PC本体の上部にある通風孔です。
その真下にはCPUがあるため、ケース内部の熱を上方向に吸い上げる形になります。
ケース内部に取り付けるのではなく、あえて外側から吸い出す方式にしました。
購入したのは「ELUTENG USBファン 12cm」

今回購入したのは、
ELUTENG USBファン 12cm 緩衝パッド付き(5V)
というモデルです。
- 風量3段階調節
- 両面ゴムパッド付き
- 縦置き・横置き対応
- USB給電(5V)
ゴムパッドがあることで、設置時の安定感があり、振動もほとんど感じません。
強風モードでも動作音は静かで、机の上でも気にならないレベルです。
スマホやタブレットを上に置いて冷やす使い方もできるため、汎用性も高いと感じました。
12Vファンと5Vファンの風量の違い
PCケース内に取り付けるファンは、一般的に12Vのものが多いです。
それに対して、このUSBファンは5Vなので、正直なところ風力は控えめです。
感覚的に例えるなら、
- 12Vファン:ブオーッ
- 5Vファン:フーッ
という感じです。
最初は「ちょっと頼りないかな」と思いましたが、実際に使ってみると、思った以上に効果はありました。
実測:CPU温度が3~6℃低下

室温26℃の状態で、約1時間PCを使用した結果です。
- 冷却ファンなし → CPUコア温度 高め
- 冷却ファンあり → CPUコア温度 約3~6℃低下
室温が低めなので効果が分かりやすかった面もありますが、それでも確実に温度が下がるのは実感できました。
長時間の使用では、さらに差が広がる可能性もありそうです。
CPUの適正温度と危険域
一般的なCPUの目安は以下の通りです。
- アイドル時:40℃前後
- 中負荷:50~60℃
- 高負荷:60~70℃
- 危険域:70~80℃
- 90℃以上:性能低下・不具合の可能性
CPUだけでなく、スマホやタブレットもそうですが、高温になると動作が遅くなり、エラーも起こりやすくなります。
快適に、かつ長く使うためには、冷却対策はかなり重要です。
USB給電は地味に便利
この冷却ファンの便利な点は、PCのUSBポートにそのまま挿せることです。
PCのUSBは通常5V 1A程度なので、特別な電源も不要です。
BIOS設定を変更していなければ、PCの電源オフ時でもUSBに通電している場合が多く、常時使えるのもメリットです。
その意味でも、USB駆動の5Vファンは、PC冷却用途としてかなり相性が良いと感じました。
室温30℃でどこまで冷えるかが今後の課題
今回の検証は室温26℃でしたが、真夏のように室温30℃を超えた状態で、どこまで効果が出るかは気になるところです。
とはいえ、
- エアコンを使わず
- 静音で
- USB接続だけ
という手軽さで、CPU温度が数℃下がるなら、コスパ的には十分アリだと思いました。
VRや高負荷ゲームをよくする人なら、PC冷却ファンは一度試してみる価値があります。


