床暖房の「LLエラー」は不凍液不足が原因?
実家に帰省すると、決まって何かしらの雑用やトラブル対応を頼まれます。
前回の連休では、真夏の暑い時期にエアコンが動かないという事態が発生しました。
原因は、床暖房と屋外の室外ユニットが共用になっており、その床暖側で問題が起きていたため、エアコンまで止まってしまったというものです。
そして今回も、またしても床暖房トラブルでした。
床暖房の電源を入れた数時間後に警告音
2階の床暖房の電源を入れて数時間後、再び警告音が鳴り響きました。
壁に設置されている床暖房のリモコンを見ると、「LL」というエラーメッセージが表示されています。
住宅メーカーから渡されていたマニュアルには、このエラーの説明が見当たりません。
そこで、床暖房本体の説明書を調べたところ、「LLエラー」は床暖房に使用されている不凍液の不足を示すものだと分かりました。
つまり、故障ではなく、不凍液を補充すれば解決する可能性が高いということです。
普段使わない床暖房ほど、トラブルが起きやすい?
2階の床暖房は、普段ほとんど使っていません。
そのため、たまに電源を入れると、狙ったかのようなタイミングでエラーメッセージが出るのかもしれません。
不凍液を補充すれば済む話なので、大きな故障というわけでもなく、正直「大したことはない」と思っていました。
実際、渡されていた補充用の不凍液も約500ccあり、これで十分だろうと考えていたのです。
不凍液を入れても、まったく足りない
不凍液の補充作業自体は簡単です。
屋外にある室外ユニットの上部カバーとフタを外し、そこから不凍液を注ぎ入れるだけです。

ところが、用意されていた不凍液をすべて入れても、内部をのぞくと底に液体が見えません。
説明書には「注ぎ口の下にある網の底近くまで入れる」と書かれており、明らかに量が足りない状態でした。
しかも、床暖房のユニットは2台あります。
もう1台も確認してみると、こちらも同じように不凍液が不足していました。
純正指定なのに、商品名が分からない問題
では、不凍液を追加で用意しようと思い、どこで手に入るのか調べたのですが、説明書には「純正品を使用してください」と書かれているだけで、商品名や型番の記載がありません。
これでは、ホームセンターでもネット通販でも購入できません。
結局、住宅メーカーに連絡し、不凍液を直接届けてもらうことになりました。
届いた不凍液で、ようやく正常に復旧

これが、住宅メーカーから届いた不凍液です。
専用の容器に入っていましたが、やはり商品名が分かるような表示はありません。
2台の床暖房ユニットに補充したところ、用意された不凍液の約半分がなくなりました。
最初に渡されていた500ccでは、まったく足りなかったことになります。
説明書を読み返して分かった、根本的な原因
改めて説明書をよく読んでみると、重要なことが書かれていました。

床暖房を使わない時期には、室内にある「ヘッダーボックス(床暖房のホースが並んでいるところ)」で、元栓のようなものを締める必要があるそうです。
しかし、これまで一度もその作業をしていませんでした。
床暖房の不凍液は、1年で約500ccほど自然に減る(蒸発する)ため、定期的に量を確認し、必要に応じて補充するものだということも、初めて知りました。
床暖房は「放置で使える設備」ではなかった
床暖房と聞くと、数年は何もせずに使える設備だと思いがちです。
私も、正直そう思っていました。
父や母にもこの仕組みを説明しましたが、顔を見れば分かります。
ほとんど話を聞いていません。
父は手先こそ器用ですが、思いつきで勝手に作業を始める癖があります。
母に至っては、ボタンを押すだけのフードプロセッサーを壊すほどで、機械周りは期待できません。
結局、自分でやった方が早くて楽
中途半端に触られて、後始末だけ押し付けられるくらいなら、最初から自分で対応した方が、結果的に手間は少なく済みます。
母については、説明書を読まないこと自体が問題なのですが、これはもう性格のようなもの。
今さら直るとも思えません。
実家の設備トラブル対応は、これからも続きそうです。

