食物繊維で太り難い体 4.ウエストが3cmほど細くなり、体重は2ヶ月半で1kg減

最初の1ヶ月半は、水溶性食物繊維の『難消化性デキストリン』や『イヌリン』だけを飲んでいました。途中、お腹の張りを抑えるため、整腸剤の『新ビオフェルミンSプラス』や『新ビオフェルミンS』も飲むようになり、水溶性食物繊維と整腸剤を飲むようになって、1ヶ月ほどです。

その結果なのですが。1週間ほどの胃炎で一時的に下がった体重 65kgから始まり、元の食事に戻った現在でも、64kgと低い体重が維持できています。

当初は、ぎっくり腰にもなっていて、腰の負担を下げるために体重を低めにと始めたのが、水溶性食物繊維です。腰痛自体は、1ヶ月ほどで、元の状態に戻りました。

体重の変化は、ほぼ無いのですが、ウエストが細くなり。太って入らなくなったジーンズが履けるようになりました。

右のWrangler(ラングラー)が7ウエスト 31インチで、普段、はいていたものです。左のリーバイスで29インチのものは、4,5年前にはいていたものです。

1インチは、2.54cmなので、この数字でみると、2インチの5.08cmの差があることになります。ただ、メーカも違い、生地もラングラーが多少伸びる素材、リーバイスの方は、ジーンズらしい硬めのものです。実際には、3cmくらいウエストが細くなったんじゃないかなと感じています。

整腸剤を飲み始めてから、お腹が温かくなり、柔らかくもなり、これがウエストに影響したような気がします。もしかすると、最初から整腸剤も飲んでいたら、もう少し細くなったかもしれません。

水溶性食物繊維を飲むようになり、気づかぬうちに、徐々に食べる量が減った気がします。食物繊維は、腹持ちがいいせいか、食欲があまりないです。

ただ、私の場合、チョコレートなどのお菓子はよく食べますが、お酒は飲みません。運動らしい運動もしておらず、普通に朝昼晩に食べ、カロリーを気にすることなく、揚げ物も食べます。野菜は、週末に添え物程度に食べるくらいです。

今までは、普通に食べて、お菓子も食べるせいか、体重が増える傾向になっていて、半年前は、70kg近くまでなっていました。

そこから、少し体重が下がり、68kg前後になったところで、体調を崩して、胃炎になり、1週間ほどで3kg減。それが治った直後から、水溶性食物繊維を飲み始め、整腸剤も飲むようになって、2ヶ月半で64kgです。

以前に食べていた量と比べると、今は、3割くらい少ないかもしれません。これは、水溶性食物繊維のためだと思うのですが、このままだと、体重がもっと下がりそうです。

父、母、兄も水溶性食物繊維を飲むようになったのですが。それぞれで飲み方も違い、結果も様々です。

父は、水溶性食物繊維を朝、昼、晩と飲むこともあれば、朝と晩だけのこともあり、朝だけ整腸剤の『新ビオフェルミンS』を3錠飲みます。

父は、もともと痩型で、食べるよりも、お酒を飲むタイプです。父の場合、のり、サツマイモ、ニンニクを好んで食べていて、もともと食物繊維が多い食事です。しかも、父専用のしょう油があり、しょう油と黒酢が1:1。サラダにかけるのは、ごま油と黒酢など、健康的なものです。

こんな食生活の父なため、水溶性食物繊維だけを飲んでもお腹が張らず、体重の変化もほぼありません。これまで、ニンニクをよく食べるせいか、便のニオイが酷く、体臭も強かったのですが、整腸剤を飲むようになり、このニオイが、気にならない程度に薄くなりました。

以前は、父がトイレに入った直後は、決まって消臭スプレーを使っていました。それが、整腸剤を飲むようになると臭さが遠くなり、何もしなくても平気なくらいです。父の体臭も良くなり、表現し難い妙な臭さが無くなった気がします。

なぜ、父の体臭が変わったのかを調べたところ、日経電子版の『ウェルエイジング 腸と健康 洗っても消えない疲労臭 体から発散、腸内環境に一因』(https://style.nikkei.com/article/DGXMZO54979690Z20C20A1000000/?page=3)という記事を見つけました。

ニオイの原因と見られている皮膚から放出されるアンモニアが、腸内のビフィズス菌が増えることで減少したというものです。父のニオイが良くなったのは、整腸剤でビフィズス菌が増えたからだと思います。

母は、水溶性食物繊維の『難消化性デキストリン』を飲んだ時に、お腹が張り、便秘気味になったと感じ、一度、飲むのをやめています。

しばらくして、私が、お腹が張り難いという水溶性食物繊維の『イヌリン』を飲み始めたところ、母も続きます。ただ、この時も、母は、お腹が張ると感じ、飲むのをやめました。

その後、整腸剤でお腹が張らなくなることが分かると、再び、母も飲み始め、『難消化性デキストリン』を朝食前に飲み、その後、整腸剤を2錠飲んでいます。

母は、ダメなものはダメというハッキリした性格なのですが。そんな母が、水溶性食物繊維に興味を持ったのは、飲むと体重が1.5kgほど、いつもよりも低かったからです。

便秘気味と感じていた時でも、体重が下がっていたため、恐らく、便は出ていたんだと思います。お腹が張るから便秘と感じていたようです。

兄は、『難消化性デキストリン』のみで、整腸剤も飲みません。水溶性食物繊維を飲み始めて、便秘気味になったそうです。それでも、便を出そうとトイレにこもるなどして、3、4週間経った頃には、便秘気味が治ったと話していました。

整腸剤を飲んでも、腸内環境が安定するまでには時間がかかり、人によっては、1ヶ月近くかかることもあります。腸内環境が良くも悪くも変わる時には、便秘になったり、下痢になったりします。

兄の場合、乳酸菌のエサにもなる水溶性食物繊維を飲むことで腸内環境が不安定になり、3,4週間後に安定したんだと思います。

現時点では、家族みんなが水溶性食物繊維を飲んでいるんですが。私には、目立った効果がありましたが、他の3人は、そこまでのものは、今のところ無いです。ただ、脂質、糖、塩分を抑えられるため、健康診断などで結果が良ければ、長く続きそうです。

水溶性食物繊維は、体にいいものだと思うのですが。人それぞれで違いもあり、良し悪しが分かり難いです。そこが、評価が分かれる原因だと思います。