スライムパンチとシュワッ!とパンチ 黄ばんだシーツと布団カバーをつけ置き、TVCMと価格の高さで期待するも

前回の『スライムパンチ』に続き、今度は、洗浄、漂白、除菌、消臭、脱脂というマルチな漂白剤『シュワッ!とパンチ』です。これは、粉末を水に溶かして使うタイプです。

『シュワッと!パンチ』で黄ばんだシーツを洗い、黄ばんだ布団カバーは、普段使っている漂白剤『ワイドハイターEXパワー』で洗ってみました。どちらも、説明通りのつけ置き洗いです。

デジカメで撮影すると、実際に見るよりも、黄ばみが目立たず、少し白っぽく写ります。そこで、少しでも違いが感じられたらと思い、シーツの黄ばんだところと端っこの白い部分を比べてみました。

早速、バケツに、12Lのぬるま湯を入れ、計量スプーンで『シュワッと!パンチ』の粉末を4杯入れ、黄ばんだシーツをつけました。1時間ほど放置した後、軽く絞り、ドラム式洗濯機に入れ、ドラム式洗濯機用の洗剤『アタック ZERO』で洗います。

粉末が入ったパッケージには、つけ置きは、1時間以上とあり、紙の説明書には、1時間から数時間と書かれています。テレビCMから、簡単に落ちそうだと感じ、1時間のつけ置きにしました。

これが、洗った後のシーツです。再び、シーツの黄ばんだ部分と白い部分を比べてみます。白い部分は、より白くなり、黄ばんだ部分は、白っぽくはなっていて、以前よりも目立たなくはなりました。

今度は、漂白剤『ワイドハイターEXパワー』と洗剤『アタック ZERO』で黄ばんだ布団カバーを洗ってみます。

シーツの時と同じように、黄ばんだ布団カバーの黄色い部分と白い部分を比べてみます。黄ばんだシーツと生地が違うため、黄ばんだ感じも、ちょっと違ったように見えるのですが、実際に見た時の黄色っぽさは、近いです。

こちらは、10Lのぬるま湯に10mlの『ワイドハイターEXパワー』を入れました。衣類の漂白に使う時には、20mlで30Lの水やぬるま湯が目安なため、少し漂白剤が強めです。

生地が傷む可能性があるため、2時間以上はつけ置きしないよう書かれていたため、2時間放置した後、ドラム式洗濯機に入れ、前回と同じ洗剤『アタック ZERO』で洗いました。

これが、漂白剤『ワイドハイターEXパワー』でつけ置きした後、洗濯機で洗った布団カバーです。こちらも、黄ばみが白っぽくなり、見た目では、気にならないくらいになりました。

個人的な感想としては、テレビで派手に汚れが落ちると宣伝している割には、そこまでの効果は感じられませんでした。スーパーなどでも買える『ワイドハイターEXパワー』と比べ、『シュワッと!パンチ』の方が、より黄ばみが落ちたとも、ちょっとハッキリ言えない感じです。

ただ、『ワイドハイターEXパワー』の場合、生地が傷む可能性があるため、2時間以上、つけ置きしないよう注意書きがあるのですが。『シュワッと!パンチ』には、そのようなものが無く、一晩など長時間のつけ置きすれば、もっと白くなるかもしれません。

テレビCMを見ると、どんな汚れも簡単に落ちそうなイメージになるのですが。さらに、この漂白剤が、他と比べて高いため、この価格の高さから、他と大きく違うんじゃないかと思わせるところもあります。

『シュワッと!パンチ』でしか落とせない汚れがあるなら、その分、価値があるとなるのですが。他の洗剤でも、ある程度、その汚れが落ちるため、その差を考えると、これじゃなくてもというのが、正直な感想です。

黄ばみの原因は、人の汗や皮脂の汚れが酸化したものです。それが、湿度が高い状態では、より酷くなります。皮脂汚れは酸性なため、アルカリ性の『重曹』でつけ置きした方が、白くなるという話もあります。

今度、黄ばんだものを見つけたら、重曹で試してみようと思います。