またハチ!?網戸にいた大きなハチに父が刺された!動かないハチにも要注意

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先日、父が手のひらをハチに刺されました。

刺したハチはかなり大きく、父の話では体長3~4cmほど。

幸い、刺されてから時間がたっても手のひらにわずかな赤みが残る程度で、

大きく腫れることもなく、体調にも変化はありませんでした。

しかし、父から詳しく話を聞いてみると、

今回の刺され方は少し変わっていました。

元気に飛び回っているハチに襲われたのではなく、

網戸にじっとつかまっていたハチに気づかず、

手を触れてしまったのです。

最近は暑い日と涼しい日が交互にやってきます。

今回のハチがなぜ飛ばずにいたのかは分かりませんが、

同じように動きの鈍くなったハチを見かけることもあるかもしれないので、

今回の出来事を記録しておくことにしました。

網戸を開けようとしたら、そこに大きなハチがいた

父は外から家の中へ入ろうとして、

居間の網戸を開けようとしました。

ところが、ちょうど手を掛けた場所に、

大きなハチが網戸につかまっていたそうです。

父はハチがいることにまったく気づかず、

その上から手を触れてしまいました。

その瞬間、

「痛い!」

と手を引っ込めたそうです。

あとで確認すると、手のひらの下のほうに

刺されたと思われる場所がありました。

つまり、ハチのほうから父へ飛んできて攻撃したのではありません。

網戸につかまっていたハチを、

父が知らずに手で押さえるような状態になってしまい、

防御のために刺されたと考えるのが自然です。

刺したあともハチは飛んで逃げなかった

ここからが少し不思議です。

父が手を引っ込めたあとも、ハチは飛んで逃げませんでした。

そのまま網戸につかまっていたため、

父が近くの新聞を使って下へ払い落としたそうです。

ところが、地面へ落ちても飛ぼうとしません。

最後は父がサンダルを履いた足で踏んだそうですが、

それでも完全には潰れず、写真のような状態になりました。

この画像は、父がガラケーで撮影したものをデジカメで撮ったものです。

刺されたときだけなら、たまたま網戸で休んでいたとも考えられます。

しかし、

人に触れられても飛ばない

新聞で払い落とされても飛ばない

という状態だったことを考えると、

もともとかなり弱っていた可能性もありそうです。

もちろん、なぜ飛ばなかったのかを確認することはできません。

最近の気温差が関係していたのか、

寿命やケガなど別の理由だったのかも分かりません。

ただ、今回一つはっきり分かったのは、

「飛べないほど弱っているように見えるハチでも、刺すことはある」

ということでした。

刺された手のひらを確認してみる

父がハチに刺されたと聞いて、手のひらを確認してみました。

ところが、一目見ただけでは、

どこを刺されたのかよく分かりません。

父に、

「ここが赤くなっている」

と教えてもらって、ようやく分かる程度です。

写真を撮ってみると、

手のひらの下寄りに小さな赤みが確認できました。

刺されてから約2時間たっていましたが、

大きく腫れている様子はなく、

針らしきものも残っていません。

この時点では、痛みも最初より落ち着いていたようです。

父が最初に塗ったのはタイガーバーム

その後、父に「刺されてから何をしたの?」と聞いてみると、

独自の対処をしていました。

まず、刺されたところが痛かったので水で洗ったそうです。

そして、そのあと塗ったのが、

タイガーバーム。

さらにしばらくして、

「そういえばティーツリーオイルがあった」

と思い出し、

今度はタイガーバームを洗い流して、

ティーツリーオイルを塗ったそうです。

整理すると、

水で洗う

タイガーバームを塗る

タイガーバームを洗い流す

ティーツリーオイルを塗る

という流れです。

父は普段から薬を積極的に使いたがらないので、

家にあったものの中から自分なりに選んだのでしょう。

ただし、タイガーバームやティーツリーオイルをハチ刺されに塗ることは

この記事でおすすめしているわけではありません。

あくまで父が実際に行ったこととして記録しています。

タイガーバームとは?

父が以前から使っているタイガーバーム。

現在販売されているものとはパッケージが異なります。

タイガーバームは、メントールやカンフルなどを配合した外用薬です。

日本で販売されている製品は、

肩こり、筋肉疲労、筋肉痛などに使用される外用消炎鎮痛剤で、

塗ったときのスーッとする独特の使用感でも知られています。

歴史は意外に古く、中国伝統医学をルーツとして、

現在のミャンマーにあたる地域で誕生。

その後シンガポールへ拠点を移し、

世界へ広がっていった100年以上の歴史を持つブランドです。

タイガーバーム公式「タイガーバームの歴史」

父と母は、タイガーバームより

「まんきんたん」という呼び名のほうが馴染みがあるそうです。

調べてみると、「萬金丹(まんきんたん)」は、

もともと伊勢に伝わる日本の伝統薬で、

タイガーバームとは別のもの。

一方、タイガーバームの前身となった軟膏には

「萬金油(まんきんゆ)」という名前がありました。

似た名前が並びますが、

なぜ我が家ではタイガーバームを「まんきんたん」と呼ぶようになったのか、

そのあたりはよく分かりません。

父は刺されたところが痛かったため、家にあったタイガーバームを塗ってみたようです。

ただ、タイガーバームはハチ毒を中和するための薬ではありません。

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ティーツリーオイルとは?

父が使っているTea Tree Therapyのティーツリーオイル。

右の小さな容器は、塗りやすいようにAmazonで購入した

マニキュア用の空ボトルへ小分けしたものです。

ティーツリーオイルは、

オーストラリア原産のティーツリー(Melaleuca alternifolia)の葉などから

作られる精油(エッセンシャルオイル)です。

オーストラリア先住民には、

古くからティーツリーの葉を傷や虫刺されなどに

利用してきた伝統があります。

現在ではティーツリーオイルの抗菌・抗真菌作用などが研究され、

スキンケア用品をはじめ、さまざまな製品に利用されています。

そのため、「刺されたところに何か塗ろう」と考えた父が

ティーツリーオイルを思い出したのも、

まったく脈絡のない発想ではなかったようです。

ただし、抗菌作用があることと、ハチ毒に対して効果があることは別の話です。

ティーツリーオイルがハチ毒を中和するわけではありませんし、

精油は皮膚刺激やかぶれを起こすこともあります。

今回の使用も父の自己判断によるものです。

ハチ刺されでまず注意するのは「ハチ毒」とアレルギー反応

ここは今回調べていて、私自身も改めて認識したところです。

ハチ刺されでまず問題になるのは細菌感染というより、

注入されたハチ毒による痛みや腫れ、

そして場合によっては起こるアレルギー反応です。

刺された場所が痛んだり赤く腫れたりする

局所反応だけで済むこともありますが、

ハチ毒に対して強いアレルギー反応が起きると、

アナフィラキシーにつながることがあります。

そのため、刺されたところだけを見て安心するのではなく、

刺されたあとの全身状態にも注意することが重要です。

全身にじんましんが出る、唇・舌・喉などが腫れる、

息苦しくなる、強い吐き気や嘔吐、めまい、

意識がおかしくなるなどの症状が現れた場合には、

緊急の対応が必要になります。

日本赤十字社でも、ハチに刺された際の痛みや腫れのほか、

ハチ毒に過敏な場合にはショック状態などに至る可能性があるとして

注意を呼びかけています。

日本赤十字社「動物にかまれた・蜂に刺された」

ハチに刺されたときの応急処置

ハチに刺されたら、まずハチから離れて安全な場所へ移動します。

刺された場所を確認し、針が残っている場合は取り除きます。

そして刺されたところを流水でよく洗い、

その後、冷たいタオルなどで患部を冷やします。

そして重要なのが、先ほどの全身症状が現れていないか観察することです。

今回の父の場合、最初に流水で洗ったところまでは

基本的な処置と一致していました。

その後のタイガーバームとティーツリーオイルについては、

父独自の処置ということになります。

なお、ハチに刺された直後であれば、

ポイズンリムーバー(毒吸引器)を使って、

刺された場所から毒を吸引する方法を案内している公的資料もあります。

ポイズンリムーバーは電源や薬品を必要とせず携帯できるため、

ハチやムカデなど、毒を持つ虫に刺された場合に備えて、

キャンプや登山、庭仕事などの野外活動で救急用品の一つとして

用意しておくこともできます。

ただし、注入された毒を完全に取り除けるものではなく、

アナフィラキシーなどの重い症状を防げるものでもありません。

使用後も体調の変化には十分注意する必要があります。

今回、父がハチに刺されたことで、

「こういうものを一つ家に置いておいてもいいかもしれない」と思い、

ポイズンリムーバーについても調べてみました。

その中で購入候補にしたのが、

ドクターヘッセルの「インセクト ポイズンリムーバー」です。

デンマーク製のシンプルな毒吸引器で、

ハチやアブ、ブユ、ムカデなどに

刺された際の応急処置用品として販売されています。

小型なので、自宅の救急箱に常備するのも良さそうです。

今回、父は刺された瞬間に「痛い!」と気づいているので、

もしそのとき家にポイズンリムーバーがあれば、

すぐに使える状況でした。

我が家ではまだ実際に使用したことがないため、

効果や使い勝手をレビューすることはできませんが、

今後また同じようなことが起きた場合に備えて、

購入を検討しています。

数時間後には、お酒を飲んで上機嫌

幸い、父の場合はその後も大きな変化はありませんでした。

刺されてから数時間が経過しても、

手のひらには本人に教えてもらわないと分からない程度の赤みがあるだけ。

全身のじんましんや息苦しさなどもなく、

普段どおり元気でした。

というより、そのころにはお酒を飲んですっかり上機嫌でした。

元気なのは何よりですが、ハチに刺された直後の飲酒を

おすすめしているわけではありません。

飲酒によって体調の変化に気づきにくくなることも考えられるので、

少なくとも刺された直後は、しばらく自分の状態を

確認できるようにしておいたほうが安心です。

動かないハチでも素手では触らない

今回、一番印象に残ったのは、

刺したハチがその後まったく飛ぼうとしなかったことです。

網戸にしがみついたまま動かず、新聞紙で払い落としても飛ばない。

かなり弱っていたように思えます。

それでも、父が知らずに触れた瞬間には刺すことができました。

ハチというと、飛び回っているものや巣の周囲にいるものを警戒しがちですが、

じっと動かずにいるハチにも注意が必要だと今回分かりました。

特に網戸や窓、玄関など、普段何気なく手を掛ける場所に止まっていると、

ハチを見るより先に触ってしまうことがあります。

最近のように暑い日と涼しい日が交互に来る時期には、

動きの鈍い昆虫を見かける機会もあるかもしれません。

原因が気温だったのかどうかは分かりませんが、

もし動かないハチを見つけても、

「弱っているから大丈夫だろう」

と素手で触らないほうがよさそうです。

今回は幸い軽い症状で済みました。

しかし、網戸を開けるという毎日何気なくやっている動作でも、

こんなことが起こるんですね。

しばらくは私も、網戸や窓に手を掛ける前に、

「何か止まっていないかな?」と一度確認してから触ろうと思います。

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