近未来や宇宙が舞台のSF作品が好きで、
これまでに『Starfield』『Lone Echo』『No Man’s Sky』などをプレイしてきました。
そんな中で以前から気になっていたのが『PRAGMATA(プラグマタ)』。
狩野英孝さんのYouTubeチャンネル「EIKO!GO!!」の実況動画を見て、
「これは面白そうだ」と感じ、実際にプレイしてみることにしました。
『PRAGMATA(プラグマタ)』のあらすじ
月面施設に異常があり、派遣されたのがシステム監査員 ヒュー・ウィリアムズ。
月震(月の地震)により施設が崩壊し、死にかけたところアンドロイドの少女 ディアナに助けられ、二人で力を合わせ、脱出を目指す。
ヒューとディアナの関係性が面白い
主人公 渋いおじさん「ヒュー」と、明るい少女型アンドロイド「ディアナ」。
この組み合わせがとにかく新鮮で、
- 子供が苦手なプロ気質のヒュー
- 無邪気でポジティブなディアナ
という対照的なキャラクターが、最初はぎこちない空気を生みつつ、
徐々に関係性が変わっていくのが見どころです。
シリアスな物語の中で、ディアナの明るさがいい意味で空気を和らげ、重くなりすぎないバランスを作っています。
アクション×ハッキングの新しい戦闘体験
戦闘システムは非常に特徴的で、
- ヒュー:物理攻撃中心のアクション
- ディアナ:ハッキングによるサポート(パズル的要素)
この2つがシームレスに融合しています。
例えば、
- 扉の解除
- 敵ロボットの弱体化
- まとめて弱体化のオーバードライブ ※ハッキングゲージ100%時
といったことをディアナが担当。
プレイヤーは「アクションだけで押し切る」ことも可能ですが、
実際には敵が強いため、ハッキングを使うことで一気に戦略性が増します。
シェルターでは、武器の強化やちょっとした遊びなどがあり、いろいろできるのも楽しく。
緊張と癒しの“緩急”がクセになる
個人的に一番良かったのがこの部分。
- 戦闘中:余裕がなくなるほどの緊張感
- 戦闘後:ディアナとの会話で一気にリラックス
この緩急の振り幅が非常に大きく、飽きにくい構成になっています。
特に、アクションに慣れていても、ハッキングが加わることで急に忙しくなる感じはかなり新鮮でした。
月が舞台だからこそのリアルさ
物語の舞台は「月面世界」。
最近では月探査や有人飛行の話題も多く、現実とのリンクもあり、
SFでありながら妙にリアルに感じるのもポイントです。
ゲーム内の「月震」などの描写も、現実のニュースと重なり、没入感を高めています。
ゲームとしてのやりやすさ
ボス戦では、ディアナがアドバイスをくれるため、初見でもそれなりに戦えます。
敵に倒された時には、リプレイでシェルターに戻ります。
そこで装備を整えつつ、ディアナと直前の戦闘を振り返る会話もできます。
各エリアはブロックごとに区切られており、近い地点から再開可能。
再戦では、初見時のムービーも省略され、テンポよく戦闘に戻れる点も好印象。
発売直後でミリオン達成 好スタート
『プラグマタ』は
- PS5 / Xbox / Steam版:4月17日発売
- Nintendo Switch 2版:4月24日発売予定
ですが、発売からわずか2日で全世界100万本を突破。
完全新作タイトルとしては、かなり好調なスタートです。
家庭用ゲーム市場では、100万本=ミリオンセラーが「大ヒットの目安」とされているため、この時点で注目作と言えます。
日本国内の本数は未発表ですが、世界販売比率から考えると30万本前後と予想され、十分に話題になるレベルです。
ちなみに同じカプコン作品では、2月27日に発売された『バイオハザード レクイエム』は約2週間で全世界 600万本突破の大ヒットです。
約6年かけて作られたSF作品
本作は2020年の発表から、若手スタッフを中心に約6年の開発期間を経て完成しています。
その影響もあってか、
- 映画のような演出
- 重厚でリアルな機械表現
- 近未来の空気感
といった部分の完成度が非常に高く、見ているだけでも引き込まれるSF作品です。
バイオハザードとは違う魅力のカプコン作品
同じカプコンでも『バイオハザード』シリーズとは方向性が異なり、
- アクション+パズルの融合
- キャラクター同士の関係性
- SF映画のような演出
といった点で、また違った面白さを持つ作品です。
プラグマタの評価まとめ(Steam 4/22 現在)
PC版を配信する Steam では、日本語レビュー393件中95%、全体でも13,702件中96%が好評となり、「圧倒的に好評」という高評価を得ています。
レビューでは、アクション×パズルが融合した独自のゲーム性、キャラクターの魅力が特に高く評価されています。
一方で、キーボード&マウス操作の扱いにくさ、PC環境による不具合を指摘する声も見られます。
物語面では、ヒューとディアナのどちらに感情移入するかで印象が変わるなど好みが分かれる部分もあります。

Steam 日本 週間売上 1位

Steam 全世界 週間売上 3位
全体としては、幅広いプレイヤーに受け入れられ、好調な滑り出しと言えそうです。
おわりに 久しぶりに“夢中になれるゲーム”
『プラグマタ』は、
- SF好きには刺さる世界観
- 独自性のある戦闘システム
- キャラクターの掛け合い
- 緩急のあるゲーム体験
これらが高いレベルでまとまった一本でした。
久しぶりに「時間を忘れて遊べる感覚」があり、
どこか子供の頃に夢中でゲームをしていた感覚に近いものがあります。
日常に少し疲れたときの気分転換としても、かなりオススメできる作品です。
夢中になれるゲームがあるだけで、気分はかなり変わります。
『プラグマタ』は、そんな“ゲームの楽しさ”を改めて感じさせてくれる一本でした。



