Epic Games版の『Dead by Daylight(DbD)』をプレイしていたところ、
試合中に突然サーバーとの接続が切れる症状が発生しました。

最初は一時的な通信エラーかと思ったのですが、同じ日に2回発生。
DbDでは試合途中で接続が切れると、自分から退出したわけではなくても
切断ペナルティを受けることがあります。
実際、このときも普通にプレイしていただけなのに
ペナルティが発生してしまいました。
さらに気になったのが、単純にDbDとの通信だけが
切れているようには見えなかったことです。
接続が切れたときには、PC全体が約10秒間フリーズする症状も発生していました。
そこで、インターネット回線だけでなく、
WindowsやPC側にも原因がないか調べてみることにしました。
結果として、イベントビューアーでstornvmeの警告を発見し、
Windowsの電源設定を変更したところ、
PCフリーズと警告は発生しなくなりました。
ただし、DbDの接続切れ自体は後日再発しています。
まずはネットワーク関係を疑ってみた
オンラインゲームの切断なので、
最初に疑ったのはネットワーク関係です。

そこでWindows側のネットワーク設定を確認し、
WinsockやDNS関連のリセットなどを試しました。
これで改善するかと思ったのですが、
その後カスタムゲームで動作確認すると、
開始から30秒ほどで再び切断。
さらに、またPC全体が約10秒間フリーズしました。
ここまで来ると、
単純なインターネット回線の問題だけでは説明しにくくなります。
そこで次に、Windows側に何か記録が残っていないか調べることにしました。
Windowsのイベントビューアーを確認
Windowsには、システムで発生したエラーや警告などを確認できる
「イベントビューアー」があります。

スタートボタンを右クリックして「イベント ビューアー」を開き、
Windowsログ → システム
を確認しました。

特にDbDで接続が切れた時刻の前後を調べてみたところ、そこで気になる警告を発見しました。

表示されていたのが、ストレージ関係のstornvmeの警告です。
イベントIDについては当時の記録から129だった可能性が高いのですが、
ここではイベントIDそのものより、
DbDが切断されPC全体がフリーズしていた時期に
stornvmeの警告も発生していたことが重要でした。
単なるネットワーク切断なら、
PC全体が約10秒間止まるのは少し不自然です。
もしかすると、
PC側でストレージ関係の問題が発生
↓
Windowsの動作が一時的に止まる
↓
その間にDbDとの通信を維持できなくなる
↓
サーバーから切断される
という可能性も考えられます。
CrystalDiskInfoでSSDとHDDも確認

stornvmeという警告が出ていたため、
次に心配になったのがSSDそのものの故障です。
そこでCrystalDiskInfoを使って、
PCに搭載しているSSDやHDDの状態も確認しました。
CrystalDiskInfoは、SSDやHDDの健康状態やSMART情報などを
確認できる無料ソフトです。
公式サイトからインストーラー版やZIP版を入手できるほか、
Microsoft Storeからもインストールできます。
CrystalDiskInfo公式ダウンロードページ
CrystalDiskInfo(Microsoft Store)
ストレージそのものに問題があるなら、
SMART情報などから何らかの異常が確認できる可能性があります。
しかし、CrystalDiskInfoで確認した範囲では、
SSDやHDDそのものが故障していると判断できるような
明確な異常は見つかりませんでした。
これでストレージの物理的な故障を完全に否定できるわけではありませんが、
少なくとも「SSDが壊れかけているからstornvmeが出ている」と
すぐに判断する状況ではなさそうです。
そこで、さらに別の原因を調べてみました。
PCI Expressの「リンク状態の電源管理」をオフにしてみた
調べていく中で試したのが、
Windowsの電源オプションにあるPCI Expressの省電力設定です。
私の環境では、次の順番でコントロールパネルから設定を変更しました。

→ スタートメニューの検索窓に「コントロール」と入力
→コントロールパネルを選択

→ システムとセキュリティ

→ 電源オプション
→ プラン設定の編集

→ 詳細な電源設定の変更

→ PCI Express
→ リンク状態の電源管理
→ 設定を「オフ」
「リンク状態の電源管理」は、PCI Express接続の消費電力を抑えるための機能です。
今回は、この設定を「オフ」に変更して様子を見ることにしました。
すると、それまでイベントビューアーに記録されていた
stornvmeの警告が出なくなりました。
これは今回の調査の中でも、
かなり大きな変化でした。
ただし、これだけで「stornvmeの原因はリンク状態の電源管理だった」
と断定することはできません。
あくまで、私のPCではこの設定をオフに変更したあと、
stornvme 警告が出なくなったという結果です。
同じ警告が出ていても、別のPCではSSD本体、
ドライバー、ファームウェア、ハードウェアなど、
違う原因があるかもしれません。
stornvme警告が消えてから約10試合は切断なし
設定変更後、実際にDbDをプレイして様子を見ました。
最終的には約10試合プレイしても、
それまで出ていたstornvme警告は再発せず、
DbDの途中切断も発生しませんでした。
少なくとも、
PC全体が約10秒フリーズ
+
イベントビューアーにstornvme警告
+
DbDが切断
という一連の症状については、改善したように見えました。
CrystalDiskInfoでSSDやHDDに明確な異常が確認されず、
PCI Expressの「リンク状態の電源管理」をオフにしたあと
stornvme警告も消えたため、今回の症状を調べるうえでは
非常に重要な手掛かりになりました。
Epic Games Launcherのアップデートも実施

今回はEpic Games版DbDを使用しているため、
Epic Games Launcher側についても確認しました。
Launcherにアップデートが来ていたときには最新版へ更新し、
その後の動作も確認しています。
そのため、今回試した対処は一つではありません。
WinsockやDNSなどネットワーク関係の確認
→ Epic Games Launcherの更新
→ イベントビューアーの確認
→ stornvme警告を発見
→ CrystalDiskInfoでSSD/HDDを確認
→ PCI Expressのリンク状態の電源管理をオフ
→ stornvme警告が消える
→ 約10試合プレイして切断なし
という流れで、一つずつ原因を探していきました。
しかし後日、DbDの接続切れが再発
ここまでで解決したように思えたのですが、
後日、DbDをプレイしていると再び接続が切れました。
そのため、
PCI Expressのリンク状態の電源管理をオフにすれば、
Epic版DbDの切断問題がすべて解決する
というわけではありません。
ここで重要なのは、後日発生した接続切れと、
最初に発生していた接続切れが同じ原因とは限らないことです。
最初の症状ではPC全体が約10秒フリーズし、
イベントビューアーにもstornvmeの警告が残っていました。
一方、stornvme警告については電源設定変更後に出なくなっています。
つまり最初に発生していた、
「PC全体のフリーズを伴う切断」
については改善したものの、DbDそのものの接続切れには
別の原因も存在する可能性があります。
DbDが切断されたら発生時刻を覚えておくと原因を探しやすい
今回、特に役立ったのがWindowsのイベントビューアーでした。
オンラインゲームで接続が切れると、
「自宅の回線が悪かったのかな?」
「DbDのサーバーがおかしかったのかな?」
と、どうしても通信関係だけを疑ってしまいます。
しかし今回のように、ゲームの切断と同時に
PC全体がフリーズする、動作が極端に重くなる
といった症状まで出ている場合は、
Windows側で別の問題が発生している可能性があります。
そのため、切断されたら
何時何分ごろに発生したのかを覚えておくことをおすすめします。
その直後に、
イベント ビューアー → Windowsログ → システム
を開き、同じ時刻にエラーや警告が記録されていないか確認します。
何か見つかった場合は、
発生時刻、イベントのソース、イベントID
などを記録しておくと、原因を調べやすくなります。
stornvmeが出たからといって、すぐSSD故障とは限らない
今回もう一つ分かったのは、イベントビューアーに
ストレージ関連の警告が出たからといって、
すぐにSSDの故障と決めつけないほうがいいということです。
私の場合もstornvmeという名前を見たときはSSDを疑いました。
しかしCrystalDiskInfoで確認した範囲では、
SSDやHDDに明確な異常は見つかりませんでした。
その後、WindowsのPCI Expressにある
「リンク状態の電源管理」をオフにすると
stornvme警告が出なくなりました。
同じstornvme警告でも原因は一つとは限らないので、
イベントビューアーで警告を確認
→ SSD/HDDの状態を確認
→ ドライバーやWindowsの設定なども調べる
というように、順番に切り分けていくのがよさそうです。
まとめ
Epic Games版DbDで、試合中に突然接続が切れる症状が発生しました。
しかも最初に発生したときは単なる通信切断ではなく、
PC全体が約10秒フリーズする症状も伴っていました。
ネットワーク関係のリセットなどを試しても再発したため、
Windowsのイベントビューアーを確認したところ、
stornvmeの警告を発見。
CrystalDiskInfoでSSDやHDDを確認したところ
明確な異常は見つからず、さらに調べてWindowsの、
PCI Express → リンク状態の電源管理
を「オフ」に変更しました。
私の環境では、その後stornvme警告が出なくなり、
約10試合DbDをプレイしても切断は発生しませんでした。
ただし、後日DbDの接続切れ自体は再発しています。
そのため、今回の設定変更を「Epic版DbDの切断を直す方法」と
断定することはできません。
それでも、PC全体のフリーズを伴う切断とstornvme警告については改善できたので、
切断問題を調べるうえで重要な手掛かりになりました。
Epic版DbDで突然接続が切れる場合、
インターネット回線やゲームサーバーだけでなく、
Windowsのイベントビューアーにも何か記録されていないか確認してみると、
思わぬ原因を見つけられるかもしれません。

