お正月に食べすぎてから、なかなか体重が戻らず、
「何か、美味しく食べながら体重管理できる方法はないかな」
と考えていたとき、ふと思い出したのが、SDGsで注目された“大豆ミート”。
「肉の代わりに大豆ミートなら、少しはヘルシーでは?」
そう思って調べてみると、大豆ミートよりも“肉っぽい食感”という「グルテンミート」を発見。
食感に興味もあり、グルテンミートを自分で作ってみることに。
グルテンミートってどんなもの?
グルテンミートは、小麦に含まれる「グルテン」を使って作る、お肉風になる食品。
いわゆる“大豆肉”のような感覚で、精進料理やヴィーガン料理ではお馴染みのもの。
小麦粉からグルテンを取り出すことも可能で、
- 小麦粉を水でこねる
- しばらく寝かせる
- 水の中でもみ洗いする
という流れで作れるのですが、実際にやってみると、かなり大変。
洗っているうちにデンプンが流れ、最後に残るのがグルテン。
水を何度も替えながら洗い続ける必要があり、想像以上の重労働でした。
「これは最初からグルテン粉を買った方が早い…」
ということで、市販のグルテン粉を調べることに。
グルテンミート探しで見つけた商品
探してみると、料理に入れるだけのグルテンミートも増えていて、
- 乾燥タイプ
- 缶詰タイプ
- レトルトタイプ
- 味付きタイプ
など、さまざまあります。
ただ、せっかくなら“大きな肉っぽい形”で作ってみたい。

そこで選んだのが、グルテンパウダー 1kg。
失敗するかもしれないと思い、量多めで手頃なものを選びました。
初めてのグルテンミート作りに挑戦
注文した商品は翌日に到着。

さっそく、グルテン粉と同量の水を混ぜてこねてみると、想像以上の弾力にビックリ。
もちやパン生地とは違い、ぶるんぶるんとした独特の感触で、押し返してくるような弾力があります。
20分ほど休ませた後、肉のような形に伸ばし、
- 生姜 1片 すりおろし
- 醤油 大さじ3
- 水 500ml
を入れた鍋で煮込みます。
グルテンミートを大きいため、強火~中火で40分ほどゆでました。

フタを開けると、こんな感じです。
白っぽいアクのよなものが出ています。
グルテンミートの作り方
グルテン粉に対して、1.5〜2倍ほどの水を少しずつ加えながら、しっかりこねます。
肉のような形に成形したら、
- ゆでる場合
しょうが・ニンニク・しょうゆなどを加えたお湯で、中火〜弱火で30〜40分ほど加熱。 - 蒸す場合
中〜強火で40〜50分ほど蒸します。
加熱後は粗熱を取り、お好みで味付けします。
グルテンミートは、比較的、味がしみ込みやすく、
- 煮込む
- 下味を付けてから焼く
- 唐揚げ風にする
- 甘辛ダレを絡める
といった調理では、しっかり味が付きやすいです。
グルテンミート そのものの味は?
グルテンミートの味は、かなり淡泊です。
- 味の薄いお麩(ふ)
- ほんのり小麦っぽい風味
- 大豆ミートよりクセが少ない
という感じ。
本物の豚ロースと食べ比べしてみた

今回は比較のため、
- 本物の豚ロース肉
- 手作りグルテンミート
を同じニンニク醤油ダレで焼いて食べ比べ。
食べた感想はというと…
グルテンミートは、弾力のあるこんにゃくのような食感。
しっかり噛む必要があるため、意外と「食べた感」はあります。
ただ、その後に本物の肉を食べると、
- 筋繊維を噛む食感
- 肉汁の旨み
- 香ばしさ
など、“やっぱり本物の肉は美味しい”と実感。
今回はかなりシンプルに作ったため完成度は低めでしたが、
大豆を加えたり、下味を工夫したりすれば、かなりイケそうな気もしました。
グルテンミートのメリットと注意点
グルテンミートは、肉に近い弾力や噛みごたえがあり、脂質も少なめなため、
「肉を減らしたいけど、食べ応えは欲しい」
という人には、便利な食品です。
ただし、体質によっては合わない人もいます。
グルテンミートが向かない人
- パンや麺類でお腹を壊しやすい人
- 胃もたれしやすい、胃腸が弱い人
- グルテンフリー生活で体調が良くなる人
- 小麦アレルギー、セリアック病、グルテン不耐症
グルテンミートは、ほぼ“小麦たんぱく(グルテン)の塊”のような食品なので、人によっては、
- お腹が張る
- 消化が重い
- 胃もたれする
と感じることもあります。
最初は少量から試して、自分に合うか確認しながら食べるのがオススメです。
大豆肉の記憶と、健康食としての可能性
子供の頃、母がデパ地下で買ってきた“大豆肉の揚げ物”が妙に美味しかった記憶があります。
甘辛く味付けされた大豆肉は、普通のおかずとしても十分、
「これなら肉を減らしてもいいかも」と思えるほどでした。
ステーキのように厚みがある料理だと、どうしてもグルテンミートとの食感の違いが目立ちます。
ただ、薄く伸ばして豚肉の薄切り風にし、濃いめの味付けにすれば、違和感なく美味しく食べられそうです。
もし自宅で美味しく作れるようになれば、
- ダイエット
- 健康管理
- カロリー調整
- 肉を減らしたい人
には、かなり便利な食材になりそうです。
グルテンミートや大豆ミートには、手軽に使える商品も多く、缶詰タイプまであります。
そのため、「手作りは少し面倒…」という人でも、気軽に試しやすいのも魅力です。
実際にグルテンミートを作って食べてみると、調理法や活用法など工夫できる幅も広く、思った以上に可能性が感じられました。





