以前購入して気に入って使っていた、
首マッサージャー「SHEON PG-2601B19」。
しばらく使わずにしまっていたのですが、
久しぶりにクローゼットから出してみると、
ちょっと困ったことになっていました。

本体表面のゴムのような部分が、
ものすごくベタベタしています。
触ると手にまとわりつくような感じがあり、
表面にはホコリや細かな繊維まで付着していました。
「これはもうダメかな……」
とも思ったのですが、
マッサージャーそのものは気に入っていた製品です。
そこで、捨ててしまう前に、このベタつきを
どうにかできないか試してみることにしました。
今回は首マッサージャーで試しましたが、
古い家電やリモコンなど、ゴムのような表面がベタベタになって
困った経験がある人もいるのではないでしょうか。
SHEON PG-2601B19は気に入っていた首マッサージャー

この製品を購入したのは、5年前です。
SHEONという、当時の私には聞き慣れないメーカーの製品でしたが、
Amazonでは結構人気があったと記憶しています。
価格は7,500円程度だったと思います。
首に装着して使うタイプのマッサージャーで、
マッサージの強さやモードを変更できるほか、温熱機能も搭載。
さらに専用のリモコンまで付属していました。
首に装着すると本体の操作部分が見えにくくなるので、
手元のリモコンで操作できるのは結構便利です。
実際に使った感じも悪くなく、
個人的には気に入っていた製品でした。
そのため、表面がベタベタになったという理由だけで処分するのは、
ちょっともったいなく感じます。
まずは充電して、まだ動くのか確認

外装をきれいにする前に、
まず確認したのが本体の動作です。
せっかく時間をかけてベタつきを落としても、
長期間放置したことで内蔵バッテリーが
ダメになっていたら意味がありません。
USBケーブルを接続して充電してみると、
電源ボタンが緑色に点滅。
しばらくすると点滅が終わり、
緑色の点灯に変わりました。
充電後に首へ装着して電源を入れてみると……
ちゃんと動きました。
マッサージ機能も問題なく使えます。
長期間使っていなかったので
「もうバッテリーがダメかもしれない」と思っていましたが、
本体はまだまだ使えそうです。
こうなると、
ますます表面のベタつきをどうにかしたくなりました。
ベタついた表面を消毒用エタノールで拭いてみる

今回のベタつきは、単純な皮脂汚れなどではなく、
表面に施されたラバー状のコーティングが
経年劣化したものと思われます。
こうしたラバーコーティングは、
経年劣化や加水分解などによって
表面がベタつくことがあります。
そこで、まず試してみたのが
家にあった消毒用エタノールです。

いきなり強く擦るのではなく、
エタノールを使って少しずつ表面を拭いてみました。

すると、ベタついた表面に貼り付いていた
ホコリや細かな繊維が取れて、
見た目は驚くほどきれいになりました。
これだけでも、
「もう普通に使っていいんじゃないか?」
と思えるくらいです。
エタノールだけではベタつきが完全には消えなかった
ただし、一つ問題が残りました。
見た目はきれいになったものの、
触ってみるとまだ少しペタペタしています。
場所によってはかなり改善しているのですが、
ベタつきが残っているところもあります。
さらにエタノールで擦れば取れるのかもしれません。
しかし、今回は表面のコーティングそのものが
劣化している可能性があります。
無理に擦り続けて下地まで傷めるくらいなら、
「見た目は十分きれいになったし、このくらいなら我慢して使おう」
と思っていました。
ところが、ここでもう一つ試してみたい方法が出てきました。
ベビーパウダーでベタつきを抑えられる?
エタノールだけで完全に取れないなら、
何か粉を薄く付ければベタつきを抑えられないだろうか?
そこで思い出したのがベビーパウダーです。
劣化したラバー表面に細かな粉を薄く付着させれば、
触ったときの粘着感を抑えられる可能性があります。

ちょうど家には、和光堂の「シッカロール」がありました。
成分表示を見ると、タルクとコーンスターチが使われています。
これをベタついた部分へ薄く付けてみることにしました。
ただし、使用済みのパフを家族と共用するのは
衛生的に気になります。
そこで100円ショップで購入してあった
別のパフを使うことにしました。
シッカロールをパフで薄く塗ってみた

やり方は非常に簡単です。
シッカロールをパフへ少量取り、
マッサージャーのベタついている部分へ薄く付けていきます。

大量に粉を付ける必要はありません。
表面へ薄く広げ、余分な粉が残らない程度に仕上げました。
そして触ってみると……
驚きました。
あれほど気になっていたペタペタ感が、ほとんどありません。
しかも、ただベタつかなくなっただけではありません。
触ったときの感触がサラッとしていて、
記憶にある購入当時の手触りにかなり近くなりました。
「ここまで変わるの?」
と思ったくらいです。
手入れ前と比べると見違えるほどきれいに

手入れ前と比べてみると、その違いは一目瞭然です。
最初はベタついた表面にホコリや細かな繊維が貼り付き、
とても気持ちよく使える状態ではありませんでした。
それが、消毒用エタノールで汚れを落とし、
最後にシッカロールを薄く付けたことで、
見た目がきれいになり、
手触りまで購入当時に近い状態になりました。
正直、ここまで元の状態に戻るとは思っていませんでした。
ベビーパウダーは劣化したコーティングを修復しているわけではない
ここは注意が必要です。
今回、ベビーパウダーを使ったことで手触りは大幅に改善しましたが、
劣化したラバーコーティングそのものが元に戻ったわけではありません。
表面に細かな粉を付着させることで、
ベタつきを感じにくくしていると考えられます。
そのため、時間が経てば再びベタつきが出てくる可能性もあります。
また、素材によってはエタノールで変色したり、
塗装や印刷が落ちたりする可能性もあります。
同じ方法を試す場合には、
まず目立たない部分で確認してから行ったほうが良さそうです。
今回は白い本体だったこともあり、
見た目にもほとんど違和感なく仕上がりました。
捨てようと思っていた首マッサージャーが再び現役に
今回、一番驚いたのは結果そのものです。
正直なところ、クローゼットから出した直後は
「これはさすがにダメかな」と思っていました。
ところが本体は問題なく動き、表面も手入れすることで、
また気持ちよく使える状態まで戻すことができました。
もちろん、劣化したラバーコーティングそのものが
修復されたわけではありません。
それでも、表面がベタベタしているというだけで、
まだ正常に動くお気に入りのマッサージャーを
捨てずに済んだのは大きな収穫です。
古いラバーコーティングの製品がベタベタして、
「もう捨てるしかないかな?」
と思っているなら、素材への影響を目立たない場所で確認しながら、
手入れを試してみる価値はありそうです。
今回の首マッサージャーについては、
捨てなくて本当によかったと思います。

