佐々木典士 著 『ぼくたちは習慣で、できている。』習慣を身に付ける方法を知り、3日坊主から抜け出すための本

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私自身、健康のためにウォーキングを始めようと、ウォーキングシューズやウェアなどカタチから入ったのですが、なかなか続かず、3日坊主にもならなかったことがあります。

そんな自分にとって良いことを、どうすれば習慣にできるかが書かれているのが、佐々木典士 著 『ぼくたちは習慣で、できている。』という本です。

この本には、習慣化するためのコツ、どうすれば続けられるようになるのか、習慣を損なわずに難易度を決めたり、どんな点を気を付けるべきかなどが書かれています。

読んでみて、自分の中で習慣になったことが、なぜ、そうなったのかが分かり、納得できる内容でした。

『毎日には迷いがない』という話では、するべきかどうかを悩むこともなく、続けるうちに、隠れた報酬に気づき、自然としたいことに変わるとあり、これが習慣にするための奥義の一つと書いています。

習慣になるまでは、毎日やり続け、自発的にやりたくなるようになってから、頻度を適切に減らすようにとあります。短期間に繰り返すことの大事さが分かります。

頻度は減らさず、目標は小さくという話では、ランニングを習慣にしたい場合は、ウォーキングシューズを履くだけでもいいとなり、ここまで目標が引き下げられれば、誰でにでも続けられそうです。無理することなく、続けているという感覚が、必要なのかもしれません。

途中でやめることの大事さにも触れており。ランニングを例に、調子がいいからとやり過ぎれば、最後は、辛い印象で終わり、これが次回に悪い影響を及ぼすとあります。

調子に乗って、辛く感じるまでやってしまうと、やることに対するイメージが悪くなり、それが、続かない原因になるというのです。

習慣には、一度の達成よりも、続けることが重要なため、程度をわきまえる必要があることが分かります。

他には、どのように難易度を設定すれば、満足感が得られるか、無限の可能性があると信じた方が、より大きな成果が得られるなど、興味深い話が多いです。

現在、パリ オリンピックが開催されていて、どの選手も、日々の積み重ねが成果として表れていることを考えると、習慣の大事さというのが、伝わってきます。

この本を読むと、習慣には、いくつかのポイントがあるのが分かります。それを理解すれば、習慣を身に付けることは、そう難しい事ではなさそうです。


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