ジョセフ・グエン 著 『考えすぎない練習』 考えなければ、自然とポジティブになれるという本

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考えること自体がストレスであり、考えることをやめれば、自然とポジティブになるというのが、ジョセフ・グエン 著 『考えすぎない練習』という本です。

思考の量が多いから、感じているストレスやネガティブな感情も大きくなり、考えることをやめれば、自然とポジティブな状態になるというものです。

よくある自己啓発本では、ポジティブ思考になるために、考え方を変えるというのが、よくあるのですが。この本では、これ自体も思考の量を増やしていることになり、考えないことの大事さを説いています。

頭の中の状態を泥水に例えて説明しており、泥水は、時間が経てば、泥が沈殿し、澄んだ水になります。

考えること自体が、泥水をかき混ぜた状態であり、何もしなければ、勝手に濁りがなくなり、感情がポジティブな状態に、自然に戻ると書かれています。

考えないことの利点が、いろいろ書かれているのですが。頭を使うのではなく、何も考えないから高いパフォーマンスが発揮できるゾーンに入れたり、考えなければ、その分のエネルギーが、インスピレーションからひらめいた目標に向けられるとあります。

興味深いのは、物事を良し悪しで考えることも思考につながるため良くないという話もあります。良いか悪いかで判断しなければ、方向が掴めないため考えようがなく、あるがままを受け入れるだけとなりそうです。

考えること自体は、良いことというイメージがあったのですが。この本を読んでみると、自分自身に余計な負担をかけているように感じられ、もっと自然体でいるべきなのかもしれません。

普段から、いろんなことを考えしまい、イライラしている方が読んだら、もっと気楽に過ごした方が良さそうだと思える、そんな本です。

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